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「新エクソシスト 悪霊祓い」観ました!

いよいよFOXチャンネルで「マインド・ゲーム」の本放送がスタートした今月!
今ならFOXさんのHPに行くとクリスチャンがデカデカと登場して…、ファンとしては複雑な心境ですよ!?

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ちなみに全然私事で申し訳ないのですが、この6月から当初1年間のはずだった出向期間が終わり、実家に帰ってきております。…えぇっと、ひいふぅ…4年強の間出向していたことになりますね。

正直後ろ髪ひかれる思いだったんですけど、一応最長でも5年という決まりがありましたし(冗談めいて「5年は帰れないよ?」なんて最初に言われたのですが、まさかその通りになるとは…)、一応元会社に居場所があったので今のところはまあ良かったかな…。でもなんかまた出向してこいと言われそうな予感…なんてちょっと気持ちの浮き沈みが激しい今日この頃であります。

さて本題に入って、今月頭にDVDが発売された「新エクソシスト 悪霊祓い」を観ましたので、その感想をつらつらと…。

ストーリーは、「舞台はとある田舎町。12歳の少年ロビーが、幼馴染のヘザーにちょっかいを出した同級生を直接的な暴力を振るったわけでもないはずなのに殺してしまう事件が起きた。奇妙な事件なだけに噂を嫌がったロビーの一家は引っ越してしまうが、5年後再び町へ戻ってきた。成長したヘザーは再会を喜ぶが、ロビーの周りでは再び5年前と同じように奇怪な傷害事件が起こってしまう。ヘザーの父で刑事でもあるエリオットはロビーの捜査を始めるが、その際に知り合った長年ロビーを追っていたという神父ヘンリーから衝撃の事実を知らされる…」というもの。

続き

まあなんといいますか、ここ最近続いている「妙にクリスチャン・スレーター主演が前面に押し出されている」、「原題を誇大解釈したまたは改変された邦題が付いている」というクリスチャン目当てで見ると大変残念なDVDスルー作品に共通する要素が2つも揃っている時点でお察しくださいな作品でした…。

クリスチャンは悪魔に憑かれた疑惑の少年ロビーを長年追い続けていた神父ヘンリー役で、ジャケット裏の解説でも主役または準主役的なポジションになっているのですが…、実際は冒頭で出てきた後はしばらく出番がなく、やっと出てきたかと思ったら実質主役のエリオット(ヴィニー・ジョーンズ)に「ロビーは悪魔の子なんだ!」と唐突にタレこんでくるという、傍から見たら「お前の頭がイカれてるんじゃないか」という大変残念な役柄。しかもやはり出番はその後もそんなに多くない。とりあえず主役級ではない助演…でしょうか。ただ言うほどキーパーソンでもなく、多分この神父が出てこなくても事件解決してたなっていう感じの本当に微妙な立ち位置なのは、おそらく出番削り過ぎて中途半端な描写しかされなかったせいなのかと思います。(一応申し訳程度に探ってる様子は出てはきますが…)

またホラー映画というジャンルかつ「新エクソシスト」なんて仰々しい邦題が付けられている割に、全然怖くないのも問題。映像的にも目を背けたくなる演出もなく、暗い場所や曇った天気でのシーンも多かった記憶なのですが画面的に明るすぎだったのかな?とにかく怖くない…。

極めつけは「悪霊祓い」という副題が付いているのに、それらしきものが一切出ないで終わるという点。なんか超常現象的なものは起きているけれども、結局直接的な姿は一度も出ないまま終ってしまうという、ある意味「見えてない恐怖」的な演出なのかもですが、前述の画面の明るさなどといった根本的な見せ方の悪さもあってやはり中途半端な感じに…。

結論としては、神父姿のクリスチャンを拝む以外は見所が全くない残念な作品でございました。…いや、クリスチャンが出てるホラー作品、またはクリスチャンが神父姿で出てる作品は微妙というレッテルを貼りたくなる、そんな作品でした。

さてさて引越しのいざこざ(言い訳)でここでは告知し忘れていましたが、5月末にWOWOWで「エイリアン・インフェクション」(原題:STRANDED)が放送されました。おそらくこちらも今年中にはDVD化されるのではと思うのですが、クリスチャン主演作では珍しくSFというジャンルながら、ネットで探してみたスチール写真を見る限りこちらも微妙な感じでして…。

うーん、最近主演作に恵まれないなクリスチャン…orz