さてようやく仕事の多忙な時期が少し落ち着いたので、発売日に買っておきながらビニール破って置きっぱなしだった「パニッシュメント
とある1日に起こった事件を描いたクライム・アクション作品で、病気の幼い弟のために薬を手に入れるために強盗を決断する少年、追われている男を助けた中身を問わない運び屋の女性、そしてそれを追うギャング、キリストの遺体を包んでいた布を盗んだ犯人を探す2人の秘密捜査官、食べるのに困り警官の銃を盗んでしまったホームレス2人組の5つの視点から描くグランドホテル形式がとられています。
各視点が同時にではなく順番で描かれていくので話のつながりが分かりやすく、また一応基本的に各視点のストーリーは最後に各人の事情が連鎖し、引き起こされる1つの悲劇的な事件に集約されて完結するようになっているので、ゴチャゴチャしておらずすんなり観られる作品でした。
ただこれ系の映画は結構多いと思うのですが、最後が少し変わっておりまして…。これがキャッチコピーに使われてる「奇跡を目撃する！」であり、原題の「THE POWER OF FEW」にかかってくるので、とりあえずネタバレは避けますので、みなさんご覧になってくださいｗ
個人的には少しだけ釈然としない部分がある結末でしたが、劇場公開されていいレベルの映画だったと思います。
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