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「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」クリアしました。

今更ながら、PS3の「アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団」をクリアしました!
いろんな方面で話題になってましたし、実際にトレーラー等で画面を観たりと興味はそそられていたのですが、この手のジャンルはあまり手を出しておらず、おもしろそうだけど買うほどでは…って感じだったんですが、いざ発売日になって仕事帰りに何気にゲームを売ってる店をのぞいてみたら、なんとまあどこも売り切れだったんですよ。(洋ゲーということで出荷が少なかったらしいです)
それによりものすごく欲しくなってしまった私。結局、その1週間後くらいに買ってしまったのでありました。一応ヒロインの吹替が永島由子さんということで、旦那様の我らがヨージィこと(※誰も言ってません…多分)上田耀司さんも出てるんじゃないかという期待もあったんですけどね。ちなみに出ておられませんでした、残念。

続き
さてゲームの内容の方なんですけれども、本当に「PLAYする映画」。ストーリーは一本道ではあるものの、ロープを使って滑降とか、走る列車の上で格闘とか、崩れ落ちる橋を走るなどなどアクション映画のような展開が次々と起こり、しかもその場面で主人公ネイトを操作するのは自分なわけですから否応がなしにゲームに引き込まれてしまいました。
また画面の美麗さというか、描写のすごさもこのゲームの魅力ですね。PS3だから綺麗なのは当たり前なんですけど、もう本当に実写にしか見えない!高くて細い足場ではわざと下が見えるようなアングルになったりとニクい演出もあったりで、おかげでテンションは上がりまくり、さらに引き込まれる結果に。ちなみに一番印象に残ってるステージは走る列車のところ。元鉄道オタクとしてはもう列車ってだけでテンション上がるんですけど、走行中の景色がとにかく綺麗。しかもネイトは列車の外で戦ったりしているわけで、必然的に外の景色は良く見えちゃうんですけど、鉄橋渡るわ、信号あるわ、トンネルくぐるわ、カーブで先頭車両までの長い道のりを見せ付けられるわ、挙句トンネルの抜けたらそこは雪国だったな展開でもうアドレナリン出まくりですよ!
…もっとも、格ゲーは結構やり込んでいるものの、先ほども言いましたとおりこの手のジャンルは全然手を出していない私。銃で狙って撃つとか敵が止まっててくれないと無理な腕前。もうだんだん面倒くさくなって直接殴りに行ってました…。(難易度は一番低い「練習」にしてたからこそできた力技!?)一応敵にさえ見つかっていなければ、遠目からヘッドショットできるんですけど…、って当たり前ですよね。おかげでとても頼りないネイトになっておりました。

ストーリーは「こういう冒険アクション映画あるわ~」という王道な流れ。今回は日本語吹替でプレイしてたんですけど、キャラクターのセリフ一言一言がもうおなじみの外画吹替のセリフ回しで、吹替好きにはたまらなかったです。しかも操作してる間、何かしら独り言を言うこともあるんですけど、そんな細かいところまでそのノリですから、もうプレイしながら何度ほくそえんだことか。
主役ネイトの声優さんは東地宏樹さんで、私の中では「アグリー・ベティ」のダニエルか、「スーパーナチュラル」のイケメンお兄ちゃんのまともな方(要するにシーズン3以降)のイメージなんですけど、世間一般的にはやはり「プリズン・ブレイク」の主役のイメージなんですかね。今回のネイトはおちゃらけた部分もありつつ、基本はタブガイな感じで、ベティのダニエルの時より逞しく低い感じの声が素敵でした。…まあ一番期待してた男性キャストはヨージィなんですけどね!いなかったけど!!
その他のキャストも吹替ではおなじみの人が多かったので、もう吹替好きにはたまらん(以下略)。Wヒロインの色っぽい方クロエ役は勝生真沙子さんだったんですが、この方は本当に声が変わらないですね~。かなりベテランさんのはずなのに、記憶の中に残ってる声と全然ブレがなくて違う意味で感動してました。それと「ONE PIECE」のニコ・ロビン役の山口由里子さんの声に似てると今作やってる時に何度も思ったんですけど、調べてみたら山口さんが産休中にニコ・ロビンの代役をされたのが小林優子さんという方なんですが、その方が産休中に代役をなさったのが勝生さんとのこと。ちょっとしたトリビアを知ってトクした気分です。

さて良い点ばかり述べましたが、当然悪い点もあるわけで…。
悪い点その1。バグが多かった!フリーズバグがあるともっぱらの評判だった今作ですが、私の場合フリーズはなかったんですけど、背景の裏側(?)にハマりこんじゃって敵に攻撃が届かない、敵もこっちが認識できないから攻撃してこないという展開になり仕方なくリセットしちゃったり、またまた同じく背景の裏側っぽいところに入っちゃって室内ステージだったのになぜか落下死したりと、結構被害に遭いました。一定地点でオートセーブされてるのでリセットするのは抵抗なかったんですけど、ちょっとテンション下がりますよね。
そして悪い点その2。これはもう私の個人的な問題になるんですけど、とにかく酔う…!実はこの手のジャンル、主に3Dな洋ゲーに私が手を出していなかった理由がコレによるところが大きく、今作も展開がおもしろいので我慢してはいたものの、1時間以上続けてのプレイは困難でした。最終的には酔い止めを飲んでプレイしてたわけですが、いやはや酔いやすい人にはおすすめできないかもです。
しかし同じ3D系の作品でも日本製だとよほど画面をグリグリ動かさないと酔わないんですよね。やっぱ洋ゲーと和ゲーって作り方が違うんでしょうねぇ…と、当たり前のことを言って今回のシメとしたいと思います。