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「パイプ煙草 くゆらせながら」

まずは前回の記事の訂正から。
来月発売の愛内里菜のベスト盤について、「シングル曲は両A面含めて35曲」とか言っちゃったんですけど、36曲でしたね。「Can you feel the POWER OF WORDS? -DJ ME-YA'S ESSENCE OF WORDS-」が両A面扱いだったのをすっかり忘れておりました。(そういえばこの頃のGIZA娘3TOPは、2ndアルバムの曲をアルバム明けシングルで出してましたね。GARNET CROWは両A面の扱いではありませんでしたが)

…って、結局収録曲数全部シングルで埋まるからめでたくないわ!∑( ̄□ ̄;

一応通常盤の方に1曲新曲が来るようではありますが、もう本当に活動休止ベストにしか見えない展開なんだぜ…orz
「100もの扉」、「七つの海を渡る風のように」は今回収録されなかったことで、事実上三枝夕夏救済プロジェクトだったと公式に認められた感もあってなんだかせつないですし…。
2004年里菜祭りの「Jungle love」や、上木彩矢との洋楽カバーはもうお蔵入りなんですかねぇ…。

…と、愛内里菜の件でブルーな私。
そんな気分から逃避するかのように、最近は春ごろから続く70~80年代歌謡曲ブームが絶賛燃焼中。そしてついに買ってしまったんですよコイツを…!!

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続き
そう!「岩崎宏美 30th Anniversary Box」!

CD7枚組+DVD3枚の超絶ボリュームのこの作品。Amazonさんで「岩崎宏美」で検索をかけるといつも引っかかり、そのおトクな内容に生唾ゴックン状態だったんですけど、「シングル曲は既発のベストでおさえてるし…」という我慢というか妥協の精神に加え、そのお高いお値段に躊躇してしまい、手を出せずにいました。
…が、まだ慣れない引越し先での生活や仕事の疲れや、前述のBeing関連の暗い話題などなどで、ついつい安らぎを求めてポチッと購入ボタンをクリックしちゃったわけですよ。
…いえ、なんだかんだ理由つけてますけど、結局は単純に欲しかっただけなんでしょうけどね!ああ欲しかったさ!

いやしかし、本当にこれはいい買い物でした。発売は2004年だったのでちょっと前にはなるんですけど、その頃までのシングルはおさえてありますし、人気アルバム曲、B面曲はもちろん、初CD化のレア音源やライブ音源まで網羅しちゃってる上に、歌番組出演時の映像などのDVDまでついてきちゃうんですから、そりゃあお高いお値段になるわと納得。いえ、正直この内容なら安いと思っちゃったほどです。
特にライブ音源は「これ録音した音源をライブで流してるだろ!」って勘ぐっちゃうくらい歌声が安定しすぎてて、さすが岩崎宏美さんと言った感じ。ただ収録されていたものが洋楽の日本語カバーが大半だったので、ご本人の楽曲のライブ版をもっと聴きたかった…。(ひそかにライブベスト的なDVDが発売されていたようなのですが、完全限定生産だったので今は入手困難の模様…。ああ、もっと早く魅力に気づいていれば!)

ちなみに今回の買い物で、もともと一番聴きたかった曲が「パパにそむいて」という曲です。iTunesとかの配信で買おうかとか悩んではいたんですが、やっぱりCDで音源が欲しかった私なのでした。

またまたYou tubeで観て聴いてビビッと来ちゃったわけなんですが、この歌や岩崎さんのシングル「春おぼろ」で歌われているような父親と娘の関係って、いかにも昭和という匂いがして、ノスタルジックでいいですよね。うちは父親が優しいので、厳格な父親像に少し憧れがあるせいかもしれませんが。でもきっと第三者目線から見てるのでそう思ってしまうだけで、実際当事者になったら堪らないでしょうねw
あとこの曲で好きなのが、2番サビの「きっとパパは今頃ひとり パイプ煙草くゆらせながら」という歌詞。活字からはもう何年も遠ざかっている私だけに、こういう日本語の表現にものすごく魅力を感じます。…とかいいつつ、なかなか文学作品をまともに読むというところまで行き着かないんですけど。

とりあえず今回の買い物と岩崎宏美さんに関しては、話題が尽きない感じなので今後の更新のネタのために温存しておきますw

ちなみにこのBOX購入後、過去のアルバムの紙ジャケット復刻版というものを3枚ほど買ってしまいました…。