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10月のBeingな話題…

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今月発売の愛内里菜の新曲「MAGIC」の帯(?)にて、愛内里菜10周年ベストアルバムの発売が告知されました。全シングル収録で全36曲入り。発売日は12月16日とのことです。

…不吉すぎる。

いえ、同じく10周年記念ベストを出すであろうGARNET CROWとの競合を避け(実はGARNET CROWとはメジャーデビューは1週間違いだったり)、クリスマス・年末商戦を狙っての12月リリースだとは思うのですが…、おそらく多くのBeingファンは同じく不吉に思っているはずでしょう。

続き
そう思ってしまう理由として、まずひとつに、前回のベスト盤も同じく6年前の12月に発売して大惨敗しているということ。
この時は紅白出場が決まり間に合わせで作った感アリアリで、しかも激戦週発売。最初から1位諦めてるなら翌年元旦発売の倉木麻衣のベストと同発の方が良かったんじゃ…と何度思ったことでしょう。結果TOP10には滑り込んだものの、初登場8位と微妙な結果に。紅白・年末番組効果でいつもよりは長くTOP20あたりに残っていたものの、ベスト盤としてはさみしい売上になってしまいました。Being側は結構強気で出荷したっぽく、「祝!紅白歌合戦初出場!」のシールの付いた在庫が2年くらい店頭に置いてあったのはファン的にとても心苦しかったです。
で、今回はそんな年末番組に出る予定は今のところなく、最近は地上波音楽番組にも全然出ていないので年末番組だけひょっこり出るなんて可能性も低く、条件は確実に悪化。せっかくの10周年ベストなのにTOP10入りも厳しいのでは…orz

そしてふたつめの理由として、中途半端な時期に、「全シングル入りベスト」を出すということで、活動休止になる雰囲気がかなり漂っていること。
これってBeingファンの方にはよく分かってもらえると思うのですが、Beingアーティストのベスト盤って、先月の倉木麻衣の「ALL MY BEST」などに代表されるように、まずシングルが全曲入ることはないんです。(セールスが奮わなかった作品や、割とコアな作品をあえてはずし全シングルを入れないことで、既発のシングル、アルバムを手にとってもらおうという戦略なのだとは思うのですが、結構一般的には不評っぽいですねコレ)
ではどういう場合のベスト盤に全シングルが入るかというと、もうその後にリリースがない、活動休止する場合が大多数を占めているのですね…。
今回の愛内里菜10周年ベストはシングル全収録で36曲。両A面曲もすべて入ると考えるとそれだけで35曲。たいていこういうベストには未発表の新曲が1曲は来るので、それでちょうど36曲…。(下手したら新曲なしで、「100もの扉」などのユニットものが入る可能性も考えられますが)そして発売は10周年というにはちょっと中途半端な時期…。
あら、これって事実上活動休止中の小松未歩とほぼ同じパターンじゃない!?…とものすごく嫌な予感しかしないのです。

いえ、まだ完全にそうと決まったわけじゃないんですけどね…。でも今月はデビュー以来ずっとブレイク必死だった三枝夕夏 in dbもあっさり解散が決定しましたし、上木彩矢のavex移籍や、竹井詩織里の引退ほぼ確定などなど、音楽業界の不況の煽りでBeingアーティストの人員整理が活発になってきているだけに…。

どうかこの予感が当たりませんようにッ!

●今月のBeingな買い物●
愛内里菜「MAGIC」(初回限定盤)
今回は通常盤だと曲が増えるとかはなかったので、迷わずDVD付初回盤を購入。
単独名義としては5年ぶりの名探偵コナンタイアップということで、ものすごく力を入れてくると思いきや、普通に激戦週発売でした…。
曲自体は公式で聴いた時は、OPテーマに使うにはおとなしい曲だと思ったのですが、これはこれで良し。私自身ピアノの音が好きというのもあるのですが、サビの流れるような音運びが心地よいです。
先月のGARNET CROWの「Hello Sadness」もそうですが、サビのメロディに息継ぎの暇もないくらい歌詞が乗せられてる曲が結構好きなのかもです。