1999年野村阪神」応援日記


 1999年 5月23日 また巨人戦勝ち越し、首位に0.5差! 
またまた甲子園で野村阪神が長嶋巨人に勝ち越し。 勝ちすぎに慣れてないので逆に戸惑ってしまうというか何というか不思議な気分なのだ (他球団のファンには分からんだろうなぁ)。 ジョンソンは止まってきたが新庄が素質開花をにおわせる活躍でした。 デーゲーム・日曜日といったあたりに特に強いようだ。 もう今年の阪神の強さについてはたくさん述べてきたので、 今日は未だ最下位にあえいでいる巨人について阪神ファンの目で「なぜあの戦力で勝てないのか」 をいくつか挙げてみた(あくまで阪神ファンの目で)。かなりおせっかい
  1.誰もが嘆く中継ぎ投手陣(防御率5点台)
  2.主力のケガ&その代役が手薄
  3.大型補強のツケ=いざ打てない若手選手ばかり
  4.ミスターの采配に絶対問題あり!!(以下の5〜7)
  5.継投失敗による1点差負けが多い
  6.西山を打たれるの分かってて使う(他チームは喜ぶ)
  7.連続して左バッターを並べる(野村監督の思うつぼ)
  8.一部悪質ファンの紙テープによる守備妨害(逆効果)
素人考えでもこれだけ思い浮かんでしまうので、せめてこの半分くらいは 改善しないと上昇は厳しいと思うのでありました(言えるうちに言っちゃう)。
阪神は現在【23勝16敗貯金7・2位】 5月になって全く連敗ナッシング!!
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 1999年 5月9日 5月絶好調!ジョンソン大活躍 
阪神調子良すぎ(あくまで「強すぎ」ではない)。チャンピオンチームの横ベイにも勝ち越してしまった。 初戦を0−16で大敗したが、その後はともに1点差で勝った(正確には逃げ切った、冷や冷や)。 これで今年はいったい何度目の一点差勝ちだろうか。本当に勝負強くなった。 勝ちは接戦、負けは大敗、これは本当に強い証拠だろう。どこかのチームはこれが逆なのだ。 ところで、ここのところジョンソンが大当たりだ。7戦6発だがほとんどこの人で勝った試合ばかりだ。 最初は不振で去年のハンセン扱いかと思ったら、構えがよくなり制球眼が素晴らしい。 これはブロワーズにも言えることだが制球眼が良いので多少打てなくなって警戒による四球で出塁率が稼げる。 十分にクリーンアップを1年通して期待できると感じた。現在【16勝13敗2位
『好調の原因』
  1.もちろんジョンソンの爆発
  2.桧山の復帰かつ好調
  3.代打陣は12球団一(右:八木・平塚、左:大豊・佐々木)
  4.左の中継ぎ遠山の安定感、速球派福原のフル回転
  5.エース藪のかつてない安定感
  6.新庄の走守はもちろん、打も好調(5月三振なし)
  7.12球団唯一怪我人無し!!
『今後不安な点』
  1.ブロワーズの弱点(外角低め)バレる!!
  2.先発ローテ崩壊(藪・川尻・メイしかおらん)
  3.野村沙知代へのバッシング!!

断然好調の要因が多く以下の通り7連敗後はほとんど連勝だらけ!
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 1999年 5月5日 甲子園で巨人に2タテ! 
3日・5日の巨人戦(甲子園)に野村阪神は連勝してしまった。 2試合とも6回裏のジョンソンの勝ち越しHRの1点を継投で守り切るという同じ勝ち方だった。 なんと巨人はGW全敗の最下位ではナイカ。 2試合とも接戦だったので巨人が弱いとは思わないが、 1点勝負での勝負強さ(つまり中継ぎ投手・継投=采配)の差だろう (去年までこんな事言えなかった)。 それと4日の第2戦は中止になってしまったが、 巨人の先発は谷間の西山か小野だったので残念だ(まず勝てただろう)。 前回書いた6連勝時から依然阪神は好調をキープしており、直前の広島戦も田中のタイムリーでサヨナラ勝ち。 一方の巨人はそれでなくても連敗中。目に見えた連勝だった。 この調子で14年ぶりに巨人戦勝ち越しを決めてほしい(これが阪神ファンのもう一つの楽しみ)。


 1999年 4月25日 7連敗の後に6連勝! 
阪神が7連敗のあと6連勝してしまった。 笑いが止まらんではないか。 今年はピッチャーが良いので普通に点を取れれば勝てるようだ。 最後のヤクルト3タテはむしろスワローズが弱かった感じがしたが、 前半の横浜2タテは良い勝ち方だったし勢いがついたようだ。 なんせ大魔神様を打ち砕いたのだから。これでチーム打率は巨人に次いで2位、 チーム防御率も中日に次いで2位! でもまだ順位は4位(涙)。 元阪神の関川が中日で大活躍しているので悔しがっているあなた、 代わりに来た矢野輝が攻守ともに素晴らしい活躍です(現在打傑5位)。
では、この6連勝で感じたこと。
  1、4番ブロワーズが帰ってきた試合から連勝が始まった
  2、ブロワーズが帰ってきてからジョンソンの調子も良くなった
  3、新庄合流により坪井がライトに戻ったので負担軽減で打撃絶好調
  4、レギュラーに3割バッターが5人(坪井・和田・ブロ・今岡・矢野)
  5、去年も全く同じ時期に6連勝していて、最下位になったこと
これでここまで、●○○●○●●●●●●●○○○○○○ で9勝9敗のイーブン!


 1999年 4月17日 さっそく阪神7連敗 
阪神は今日もお負けになり、これで実に7連敗。 開幕巨人に勝ち越して好スタートと書いたばかりなのに、 もう借金が6になってイルデハナイカ。 7連敗のうち、完敗したのは最初の広島戦と4つめの横浜戦だけで、 あとは一点差負け(サヨナラ負け含む)、終盤競り負けばかりなのだ。 特に絶好調の中日戦は3−3で9回裏1アウト満塁だったのに 平塚選手の華麗なゲッツー。結局延長でやられてしまった。 野村監督曰く、ツキの逃げる戦いばかり。
この7連敗でわかったこと。
  1、まったく打てない(去年並み)
  2、坪井選手の外野守備は意外と下手だった
  3、ピッチャーはそこそこ頑張っている
  4、佐々木選手がファームに落とされた
なんせ、4月7日の広島戦以来10日間勝ってないわけで・・・。 雷波少年の彼の心配までしてしまう今日この頃でした。


 1999年 4月2日〜4日 野村阪神、長嶋巨人に2勝1敗 
今年もプロ野球が開幕しました。セリーグでは前評判で巨人・中日・ 横浜のだんごレースと予想されていますがどうなることやら。阪神ファンの僕としては 2日からの因縁の巨人との3連戦を見逃すわけにはいきませんでした。今日は開幕戦について書きます。 今岡選手の本塁打で先制&藪投手が好投したものの、2番手以降の投手が打ち込まれ 結局1−8で惨敗してしまった! 阪神はこれで実に開幕戦9年連続敗退となりました。 やはり開幕戦は勢いにのるためには絶対勝ちたい試合だと僕は思っています。 それが9年間勝ってないとなると優勝から遠ざかってるというのもうなずけます。 こうなるともう、優勝しなくてもいいから 開幕戦だけは勝ってくれと思ったりします。 というか、いつになるかわからないけど開幕戦に勝った年に初めて優勝争いできると思います。 つまり開幕戦に勝つ = エースピッチャー(開幕投手)がしっかりしたチームと言えるわけです。 先に惨敗と書きましたが、途中までは競ったいい試合でした。 どうも先制した方が弱気になってしまってよくありません。 最後に言いたいのは、やはり元木は「クセ者」だったということです。
以上、初戦についていろいろ文句をぬかしましたが、いやあ驚きましたね、みなさん。 終わってみれば2勝1敗でしたよ! これで15年ぶりの開幕シリーズ勝ち越しですって。 でも開幕戦は9年連続敗戦ということでスタートいいんだか悪いんだか訳分かりません。 もちろんうれしいんですけどね。初戦とは違い2・3戦目は野村新監督の効果が見れましたな。 川尻投手のバスターエンドランや、失敗もあったけど積極的な走塁&盗塁。 昨年、阪神はチーム盗塁数が28個 (これは横浜石井琢選手の個人数よりも少ない) でダントツのビリでしたが、今年3試合を終わってチーム盗塁数1位です(3個)! 坪井・新庄・田中選手など、俊足が少ないわけではないので このまま去年の3倍は走ってもらいたいです。 ところで新外国人のジョンソン選手がやたらと打ちましたね。 選球眼もいいようです。あと3戦目でメイ投手が好投。リベラも連続で抑え。 やはり外国人が働けば勝てるんですよね。逆に言えば 外国人なしでは勝てないのでしょうか!? 話がポンポン飛びますが、新外国人と言えばヤクルトのスミス・ぺタジーニ・ハッカミー はかなり手強そうですな。あのチームの外人はめったにハズレがありませんが、 なんか裏で操作してそうでイヤです。 まあともかく注目のカードに勝ち越せたのは素晴らしいことでしょう。 実は今年の巨人が弱かったりして
ところで面白い発見をしました。3年前(96年)の東京ドームの開幕3連戦も同じく 巨人−阪神戦だったのですがその試合内容がなんか似ています。
96年今年類似点
初戦0−9 ●1−8 ●ともに巨人の圧勝、阪神打てず
2戦12−5 ○ 9−5 ○阪神序盤に大量得点も巨人追い上げる
3戦0−1X ●8−4 ○96年は舩木、今年は上原の新人の好投報われず



阪神ファンの立場で書かせてもらっています・・・。



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