<'99/6/28紹介分>
PWL特集の第二回目だよぉっ!
ハハハハハハハハハハ





前回は、PWLのDIVINE/HEZELL DEANをやりましたが、今回はメジャーですよ。ちなみにこの特集はあと一回で完結予定です。そのあとは、???まだ考えていません。では、前置きはこのくらいにして早速進めていきましょう。



●SINITTA●
CRUISING
'84の作品。この曲はPWLではありませんが、初めて買ったシニータはもろハイエナジーです。今でもHOUSE調にしたら売れそうな一曲。*SINITA=MIQUEL BROWNの娘さんです。



SO MACHO
'85の作品。この曲もPWLではありませんが、またまた、もろにハイエナジー、しかもこの曲調は後に出るサマンサジルズがよくやっていた、トントトトントト〜のリズムの作品です。



FEELS LIKE THE FIRST TIME
'86の作品。な、な、なんとこの曲、'83のI.O.U/FREEZEのパクリか?リズムトラックが全く同じ!強いて言えば、I.O.Uをもっと崩してPOPにしたような曲。これもPWLではありません。以上3枚は、PWLではありませんが、参考として掲載いたしました。



TOY BOY
'87に出た、PWL初物で、この曲のフレーズは後に出る、GET READY/CAROL HITCHCOCKのパターンです。やはり輝きが違います。PWLの手にかかると。



GTO
テレビドラマの主題歌ではありません、念のため(爆)'87の作品で、ジャケットを見るとフェラーリ 250 GTO '62の写真があるので、車のことを歌った一曲でしょう。これはインジェクションというレーベルから出た貴重な一枚です。



I DON'T BELIEVE IN MIRACLES
'88の一曲です。この曲はもう一押しです。PWLで完成された一曲です。REMIX盤もいいし、涙が出るほど好きな一曲でした、これこそPWL黄金時代の一曲といっても過言ではないでしょう。こういう曲が一番好きでしたね。



RIGHT BACK WHERE WE STARTED FROM
'89の一曲。いきなりの'75のカバー、誰が歌っていたかは忘れましたが、やけにサックスの音が懐かしく感じる曲で、このころのPWLにしては、異質ですが不思議な魅力のある曲です。



I JUST CAN'T HELP IT
'89の曲で、前の曲のB面がこれ。PWLらしく、MEL&KIMのSHOWING OUTとつながりそう。昔つないだ記憶が蘇りつつある懐かしい一曲です。



LOVE ON A MOUNTAIN TOP
'89の曲で、これも'74のカバー。"RIGHT BACK WHERE WE STARTED FROM"同様な路線の一曲です、MIXはちょっとおとなしめで若干不満が残る一曲。



DON'T TELL ME NOT TO CRY
'89の曲で、前の曲のB面で、ミデイアムテンポの一曲です。だんだんとパワーが落ちていくのが気になります。



HITCHIN' A RIDE
'90の一曲で、これも'74のカバーですが、一連のリメイク物の中では一番の出来だと思います、原曲もいいし、いままでパワー不足だった勢いがこの曲ではEUROBEAT調でパワー大全開。残念ながらこの曲を最後にSINITTAは見かけなくなりました。このあとの12"って出たのでしょうか?ご存じの方いましたらご連絡を。



I'M ON MY WAY
'90の一曲で、前の曲のB面です。最後にはSINITTAもついにPWL流HOUSE MIXで終わりました。この曲は完全にHOUSEと言っていいでしょう。



●BANANARAMA●
(PWL以前のクルエルサマー、ナナヘイキッスヒムグッバイ、ロバートデニ-ロ-ズウエイテイングなどは、割愛させていただきました。ご了承下さい。)
VENUS
'86に出た一曲で。原曲はもちろんあのショッキングブルーです。この曲いろいろなREMIXが出ましたがHELL FIRE MIXは、イントロがやたら長いが、かっこ良い一曲です。でも一番聞きやすいのは、EXTENDED VERSIONではないでしょうか?バナナラマといえばビーナスと言われるくらい、当時はヘビーローテーションでしたね。



MORE THAN PHYSICAL
'86に出た、アルバムTRUE CONFESSIONSからの2枚目シングルカット。VENUSの出来が余りにも良かったので、この曲はハッキリ言ってこけました。まあ普通のPOPSなんでしょうが。



I HEARD A RUMOUR
'87に出た曲、前作を吹き飛ばす勢いで、当時かからない日はないくらい、今でも好きな一曲です。PWL黄金時代。



LOVE IN THE FIRST DEGREE
'87の曲です、この曲も良いです。"MORE THAN PHYSICAL"以外の曲は、中古レコードで是非とも探してください。PWLを知るうえでBANANARAMAは、絶対にはずせません。88年位までがベストですね。



I CAN'T HELP IT
'88の一曲。この曲は確かカバーでしたね。PWLは絶好調です。とにかく聞いてください。



I WANT YOU BACK
'88の一曲でこの曲もとにかく聞けの曲。BANANARAMAの中でもBEST3に入ります。この曲を最後にメンバーが一人抜けてしまいます。フロアーを熱くしてくれた一曲です。皆さんもご一緒に「アイ ウオントチュー バックバナナラマ〜」



LOVE, TRUTH&HONESTY
'88の曲で新規に加わった女性でまた3人組で再出発の一曲で、この曲はREMIX盤が良かった曲です。



STRIKE IT TICH
'88の曲で前のLOVE〜のB面です。POPですがやはりパワー不足は否めない一曲です。



NATHAN JONES
'88の曲でNEW WAVE色の一曲ですが、PWLの割りにはイマイチでパッとしない一曲。REMIX盤には、なぜかI WANT YOU BACKが入っていて、こちら目当てで買った方が良いかもしれません。



CRUEL SUMMER'89
'89に出た曲で、自分たちが'82に出した曲のセルフカバーですが、このSWING BEAT DUBは、HIPHOP/BIG BEATに通じるビートで、個人的には原曲の方が好きでした。



I HEARED A RUMOUR
'89に出た別MIX(CORPORATION OF BANANARAMA MIX)で、どちらかと言えばHOUSEMIX仕様で、当時のいろいろなHOUSEをパクリまくっていますが今聞くと荒削りだが面白い一曲。



VENUS
'89にまたもやセルフカバー(THE GREATEST REMIX)でACID HOUSE MIXで、BEATは遅いが当時のBEATをこれまたパクリまくりですが、PWLもねた不足?



ONLY YOUR LOVE
'90に出た曲で曲調がまるっきり違うと思ったらMIXは、PWLではありませんでした。ロックっぽく、しかも今のBIG BEATに通じる一曲。



PREACHER MAN
'91に出た曲ですが、いやに良い曲だと思ったらなななんとSHEP PETTIBONEがREMIXしているではありませんか、HOUSEな一曲になって帰って来ました。これ以降BANANARAMAは、見かけなくなりました。3年位前にHOUSEな一曲を出しましたが、完全復活は厳しいかも。'86〜'88の一連のヒットを今風のHARD HOUSEにしたら売れそうなのだが・・・。



●CHIC●
JACK LE FREAK
'87に出た曲でご存じセルフカバーで、JACK YOUR BODY/LE FERAK/THE NIGHT YOU MURDERED LOVE/SHOWING OUT 等が出てくる作品で、PWL風HOUSE MIXです。



●ABC●
THE NIGHT YOU MURDERED LOVE
'87に出た曲で前のJACK LE FREAK同様なHOUSEMIXです。MIXがTHE SHEER-CHIC REMIXですからね。



●DONNA SUMMER●
WHEN LOVE TAKES OVER YOU
'87に出た曲でLP「ANOTHER PLACE AND TIME」からの一曲。おとなしめのMIXです。



I DON'T WANNA GET HURT
'87に出た曲でDONNASUMMER&PWLのBEST3の一つでいうことなしの一曲。



LOVE'S ABOUT TO CHANGE MY HEART
'88に出た曲でDONNA SUMMER&PWLのBEST3の一つでいうことなしの一曲。DONNA SUMMERのベスト3は、中古で見つけたら絶対買いの一枚。



THIS TIME I KNOW IT'S FOR REAL
'89に出た曲でDONNASUMMER&PWLのBEST3の一つでいうことなしの一曲。ジャケットの写真もすごくきれいに撮れてますが、あれから10年、彼女も老けましたね。



●SABRINA●
BOYS (SUMMERTIME LOVE)
'88に出たPETE HAMMONDによるREMIXは、かっこいいの一言につきます。EUROBEATに通じるMIXですが、しかしSABRINA嬢の胸の大きいのには脱帽(爆)



● DIANA ROSS●
LOVE HANG OVER
'88に出た彼女のセルフカバーでPWLによるREMIXは、MOTOWNから出たせいか、多少おとなしいですが、これは持っていても損はない一枚。



●EDWIN STARR●
WHAT EVER MAKES OUR LOVE GROW
'88に出た、あのソウルの大御所EDWIN STARRまでPWLの手にかかると大変身。MELEVOCALとPWLのMIXもバッチリあっています。推薦。



●JIGSAW●
SKY HIGH
'89に出た曲、このPWLによるREMIXは、疾走するビートでEUROに通じるキラキラと光る一曲。今聞いても鳥肌物。ミルマスカラスのテーマ曲としても有名で、大空を飛んでいるイメージがわくヒット曲です。サイコー。



●MEL & KIM●
SHOWING OUT
'86に出た曲でHOUSE調PWLの一曲。当時新境地のPWL路線の一曲です。HOUSE好きは是非ともチェックしてください。



RESPECTABLE
'87に出たMEL&KIMのベスト3の一曲。笑い声が印象的でもちろんHOUSEテイストな一曲。今でも色あせない一曲で間奏部分にテイテイテイテイテイと入るのが印象的です。是非チェックしておきたい一曲。



F.L.M
'87に出た曲でMEL&KIMのベスト3の1曲、少しだけ暗めですがHOUSSEテイストバッチリで今でもよく聞く曲ですが、REMIX盤はすごすぎます。まるっきり別の曲みたいですよ。というのも前に紹介したJACK LF FREAK/THE NIGHT YOU MURDERED LOVE、そしてこのF.L.Mといろいろな曲が入れ代わり入ってきます。この3曲は、ひょっとして同時に作られたものなのではないかと思ってしまいます。まるで金太郎飴のような3曲ですね。



THAT'S THE WAY IT IS
'88に出た曲でMEL&KIMのベスト3の1曲。完成されたPWLのHOUSE、この曲は素晴らしい程良くできています。また3種類の盤があり、まず一番聞きやすい通常盤。そしてさらにHOUSE色を強めたHOUSE-REMIX,さらにMA全く原曲の面影がわからないACID HOUSE REMIXとそれぞれ味がありますが、やはり一押しは通常盤でしょう。



I'M THE ONE WHO REALLY LOVES YOU
'88に出たTHAT'S のB面(レコードはSIDE AA)残念なことにこの曲がMEL&KIMの遺作となってしまいました。というのもMELが病に倒れ亡くなってしまったからです。もうこの歌声が聞けないのはとても残念な事だと思います。この後KIMはソロシンガー、キム・アップルビーとして何曲かシングルを出しますがあまりパッとしませんでした。この'90に突然1990 MEGAMIXなるものが出ましたが、これは今までのヒット曲をMIXしたものなので 割愛させて頂きました。MEL&KIMよ永遠に心に刻み込むことでしょう。



●CARLO HITCH COCK●
GET READY
'87に出た曲で往年のソウルファンが涙する曲をPWLがREMIXしました。サイコーです。写真ではつるつる頭の彼女がにらみを利かせているのがこわいですね。この方は何者なんでしょうね。今もって詳細は不明。しかもこの一曲以外は知りません。



●SAMANTHA FOX●
I ONLY WANNA BE WITH YOU
'89に出た曲で、ご存じタータンチェックのBAY CITY ROLLERSのカバーで、PWLのMIXでは結構いけています。良い曲です。



NOTHING'S GONNA STOP ME NOW
'87に出た曲で、REMIX盤でPWLが担当。原曲を生かしたMIXは、かなり良い出来です。歌物としてもイイです。



●SONIA●
YOU'LL NEVER STOP ME LOVING YOU
'89に出た曲で一連の作品の中では一番お気に入りでした。CUTEなSONIA嬢のVOCAL、今で言うと癒し系といわれるのでしょうか?REMIX盤はさらにHOUSE色の強い曲に仕上がっています。



CAN'T FORGET YOU
'89に出た曲で、ビートはやや遅いHOUSE調でまあまあの出来。しかしジャケットの写真写りがまた一段とCUTEですね。



LISTEN TO YOUR HEART
'89に出た曲でL.A.MIXのCHECK THIS OUTの掛け声とともに始まるこの曲は、SONIAの中で"YOU'LL NEVER STOP ME LOVING YOU"に匹敵するくらいのすばらしい出来で、HOUSE好きには涙物の一曲。PWLの中でも10位内に入る曲です(私個人の意見ですが)



COUNTING EVERY MINUTE
'90に出た曲でこの時代に流行っていたHOUSEテイストをまたまたぱくってます。VENUS/SHOCKING BLUE(BHF MIX)で使われていたあのねたです。まあまあの一曲。

今回は、これでおしまい。次回はPWLの最後で、DEAD OR ALIVE〜KYLIE MINOGUE〜JASON DONOVAN〜RICK ASTLEY〜PRINCESS〜MONDAYなどを予定しています。 どうぞ次回もお楽しみに。長いこと読んでいただきありがとうございます。ご意見などありましたら是非メールでお願いします。

text by inagaki.

inagakiさんへの青春メッセージはこちらへ。

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