inagakiさんのレコード室
<'99/4/15紹介分>

 紹介が遅くなりましたが、私はもう40近くになるダンス好きの一人です。是非お見知りおきを。

 話を戻しますが、前回はフィラデルフィアソウルを紹介しましたがどうだったでしょうか? メールが一通も来なかったので、少し心配になりました(笑)

 古い話はこれくらいにして、前回より数年経って80年代に入り、DANCE MUSICに 陰りが出てきた頃、イギリスでゲイを中心に爆発的に受けていたDANCE MUSICで 最初確か、BOYS TOWN DISCOと言ってました。これはやはり、CAN'T TAKE MY EYES OFF YOU / BOYS TOWN GANGの影響が大きいと思います。この曲やたら長いけど、途中のピアノなんか今聞くと泣けますね。

 あとこの頃、DO YOU WANNA FUNK / SYLVESTER や、MENERGY/PATRICK COWLEY、PUSHIN' TOO HARD / PAUL PARKER 、HIT 'N' RUN LOVER / CAROLE JIANIなどの強力ヒットの影でNEW WAVEの影響もあると思います。例えば、DON'T GOSITUATION(いずれもYAZOO)、NEW EUROPEANS / ULTRAVOX。これらのグループにしてもルーツは我らが日本のYMOにあるのではないでしょうか?

 極論すれば、今のHOUSE MUSICは日本人が少なからず影響していると思うのですが。話を元に戻しますがこれらNEW WAVEが、この時代のHI-NRGにも影響していると思います。

 あと蛇足ですが、この時代DURAN DURANを中心にしたNEW ROMANTICものとABC、 ベルスターズ、ヘアカット100、モダンロマンスなどのファンカ・ラティーナものも、後のEUROBEATには影響していきます。
といったわけで、このHI-NRGは、いろいろな音を取り入れながらついに、SO MENY MEN, SO LITTLE TIME / MIQUEL BROWNで一気にメジャーへと突っ走っていきます。1983年頃のことです、このあとMIQUEL BROWNは、HE'S A SAINT,HE'S A SINNER、MANPOWER、BEELINEなどのヒットを飛ばしていきます。この頃の、HI-NRG物のレーベルとして、RECORD SHACK、PASSION、ELECTRICITY、PROTOなどがよく買っていたレーベルですが、皆さんはご存じでしたか?

 HI-NRG、EURO、PWLこの辺の話しは、とても1回や2回でお話出来ませんので、続きは次回ということで、何か中途半端になってしまいましたが、この時代のこんな曲聞いてましたよ、とか、よく踊りに行ってかかってました、とか何でもいいのでメールお待ちしています。この続きは、メールその他の反響を見てからお話したいと思います。

 余り反響ないとこちらも寂しいので皆さんよろしく。では、この続きをお楽しみに。

text by inagaki.


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