<'99/11/9紹介分>


All around the world / SOUL SOLUTION feat. CAROLYN HARDING
-JELLYBEAN RECORDINGS-

盛り上がっちゃう歌もの発見!明日への活力!!ってな感じの元気が出てくるなかなかいい曲です。スマッシュヒットの前作、"Let it rain"で激しい歌いっぷりを聞かせてくれたCarolyn Hardingを今作にもフィーチャー。またまた地面から搾り出すようにシャウトしまくってくれてます!リミキサーは、もちろんSOUL SOLUTIONをはじめ、BORIS&BECK、KLMと豪華な顔触れの二枚組み。SOUL SOLUTIONは一番聞きやすい、ちょっとガラージ入ったミックス。ガラージ、ハードどちらでも行けるようにピッチは上がってます。そして最近リリースが非常に多いBORIS&BECKは、完璧に原曲無視のアガりまくり、走りまくりのDUBを収録。ハード系で一番使いやすいのがKLMのミックスでしょうか。とにかくプレイするポイントを間違えなければ最高に盛り上がるハズ!!



Take me love me (Squeeze me baby) / FRIBURN & URIK
-GROOVILICIOUS-

出たぁ!!!BORISのテープにも入っていたダークで攻撃的なあのトラックがようやくリリース!"MAN=DRUG""MOVE ON"とヒットシングルを次々に出して最近目が離せなくなっているFRIBURN&URIKのリーダーシングルです。TAKE ME! LOVE ME!! SQUEEZE ME BABY!!!!!!!!! AHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!!!!!と叫びまくるボイスサンプルがめちゃカッコいい完全大箱向けのトラック。途中の静かになるところからジワジワ攻めてきて、長いファルセットで抜けるところは鼻血モンです。そしてさらに、レーベルサイドのCLUB MIXもかなりイイ!!どちらかと言えばガラージ向けのミックスですが、アゲアゲでまさに踊るために作られたような2コードシンセとボイスサンプルにぐいぐい持っていかれます。



Ain't that a lot of love / SIMPLY RED
-EASTWEST-

原曲聞いたことなかったんですが、SIMPLY REDということでやはり買ってしまいました(笑)二枚組みでちょっと高いですが、なかなか良いです。もちろんお目当てはCLUB 69とジョニビのミックス。CLUB 69は、ハデなオカズなどは無いSHAKE IT!タイプのジワジワ持っていくタイプ。原曲が見事に怪しい感じに変身しちゃってます。そしてジョニビの方は最近の彼らしい、トランス気味の悲しげなリフから歌へ入って、少し明るめに違和感なく展開。ちょっとこれ、BIG LOVEのリフと同じぢゃん(笑)後半の盛り上がりに向けてシンセが徐々にフィルターを外していきます。 その他に、PHATS&SMALLのミックスが入ってますが、こちらもBIG LOVE風のもろさわやかなガラージバージョン。なかなか気持ち良くてGOODじゃないですか。この曲もまた大ヒットするのでしょうね〜。



Up in flames / SATOSHI TOMIIE
-SONY-

先頃リリースされたアルバム『FULL LICK』からのニューシングル。ロリータボイスのKELLI ALIをフィーチャーしたダークでビッチなトラック。リミキサーはTOMIIE氏本人と、同胞DAVID MORALES。TOMIIE氏のミックスは、オリジナルよりもさらに空間的なエフェクト処理を施し、後半までAメロだけを繰り返し、リズムが抜けたところで一気に"UP IN FLAAAAAMES!"とサビを持ってくるドラマティックな展開で決めてくれます。一方、モラちゃんの方は、ラテンパーカッションが乱れ打ちながらもイキそうでイカない感じが使いやすそう。ジャケも細部に渡って凝りまくっていてインストラクション的なクレジットも読んでいて楽しいです。アカペラも収録。



Castaway / AH
-TOWER RECORDS-

SATOSHI TOMIIE関連をもう一枚。 多分日本リリースのみのSATOSHI TOMIIEのミックスをフィーチャーした歌もの。A面は、ちょっとさわやか、ちょっと哀愁、漂うように歌う女性ボーカルを若干トライバルな感じに仕上げた"THE "GROOVY" ANTHEM REMIX。少し昔に戻ったようなDEF MIX的なミックスになってます。個人的にはもう少し音をタイトな感じにして欲しかったかな。しかし、AA面の"EVIL BELL REMIX"はかなりヤバイ感じになってますよ。原曲はどこへやらのDARK SIDE OF TOMIIEの美味みが堪能できます。まさにこれはあの"DARKNESS"の世界!DRUM PROGRAMMINGもかなり凝ってる感じ。前半からほとんどリズムだけで徐々に盛り上げていく彼独特の手法がいかんなく発揮されています。



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