前作"FIND ANOTHER WOMAN"のコンビ、REINA&HEXが二枚組みで登場！今回は激分かりやすい朝方キラキラアンセムだぁ！！先日の"RECEPTION"でも、早速コウさんが朝方にかけてました。HEX VOCALは最近流行りの（？）ワープキラキラ系のシンセパターンをループさせAメロからジワジワと攻めていきます。サビは誰でも口ずさめる分りやすいメロディー。しばらくは朝方の定番になることは間違いないでしょう。転調してからリズムを抜いた所のコーラス攻めは思わず赤面しちゃいますが（笑）最近のHEXにしてはBPMも早く、いい感じです。今度のヴェルファーレでもきっと聴けるのでしょうね。そしてHEXに負けず劣らずがんばってるのが、WELCOME PRODUCTION。こちらもいい感じです。HEXとは全く違ったコード進行の解釈で、せつな系で攻めていきます。ストリングスのアレンジはもうちょっと何とかして欲しいですが（笑）なかなか場面によって使えそうです。しかし曲が曲だけに思わずハンズアップしてしまう、売れ線ピカ一の秀作。二枚目は両者のDUBとアカペラを収録。

レーベルの色遣いがシルバーと赤になり、新しくなったJELLYBEANからの一枚。お目当てはもちろん、最近出しまくってるMAURO PICOTTOとMIKE SKIのミックス。MAUROの方は展開もあまりなくちょっと短い感じで、うむむって感じ（笑）意外や意外、あまり期待してなかったMIKE SKIがひさびさにやっちゃってくれました！今までのNY HARD HOUSEの総集編といった感じの、攻めに攻めまくるアホい路線が大爆発！！ベースラインとかすかにずれた不協和音を成すシンセが怪しさをさらに醸し出してます。ひさびさに復活感のあるMIKE SKI、この夏のお祭り騒ぎにビッタリです（笑）

先日、ループでも最高に盛り上げてくれた個人的にも大好きなベージャのニューシングルっ！毎回、毎曲、意表をついたアレンジ、ミックスで楽しませてくれる彼らですが、今回もやっちゃってくれました！フラメンコっぽいアコギをフィーチャーし、その上にROGER、ZAPP系のボコーダー系の歌がのってる、また夏をさらに熱くしてくれるような一曲。ベージャのいいところは全然気負ってない所。しかしクールで切ない。今回も見事にその辺が丸だし（笑）他に、JACKSON SISTERS の"I BELIEVE IN MIRACLE"をネタに使ってその上にRED ALERTがのるという摩訶不思議なミックスと"ALL U CRAZIES"という、マッシブなベースと変態ヴォイス&SEで、まさにクレージーなトラックを収録。

イギリスのニューウェイブ〜ボディミュージック〜エレクトロの老舗、MUTEからの一枚。レーベルとMOBYの名前でHOUSEとは関係なさそうですが、OLAV BASOSKIのミックスでダビーなデジロックが見事なフィルターディスコ系に変身！男性ラップのループも有無を言わさずアッパーな気分にしてくれます。途中でプレイクビーツになるなど、展開もあり、歌ものにたよらずに盛り上げたい時には強力な威力を発揮してくれるトラックです。トニーハンフリーズがヘビープレイしてたのもうなずけます。

最後は夏に気持ちいいトランペットトラックものを。ERIC KUPPERによるミックスを収録したトランペットの吹きが気持ちいい一枚。ヴァイヴの洗練された和音が延々ループしてその上にトランペットソロが展開されます。プレイもそんなに熱くなくクールで押さえた感じで涼しげ。ソロと言っても、この人の場合ちゃんとメロディーがあるので覚えやすく聴きやすい。故にトランペットだけを抜いたアカペラも収録（笑）他にはファンキーなリズムを使った"FULL FUNK"もセットの間で混ざりやすそうでいい感じ。