出ましたぁ！久々に始動のART OF NOISEだぁ！！デビュー当時は、ニュースにも取り上げられるくらいの注目を集めていたサンプリングの魔術師集団。やはりZTTから12"が出ました。A面は、HIPでテクノなRONI SIZEによるDRUM'N BASS MIX！で、B面がなんとRHYTHM MASTERS！！縦横無尽に展開されるリズムの嵐にこりゃまたやられましたぁ！ラップをフィーチャーした、ニュー・ディスコ・サウンド。今回も、いやがおうにも踊らされますよぉ☆

メジャーなEMIから、アンダーグラウンドなトラックが流出！（笑）イギリス女性のドープな語りをフィーチャーした怪しげなトラック。シンプル極まり無いアナログシンセのフレーズも新鮮な感じ。特に派手なロールも無いですが、その分かりやすい作りに好感が持てます（笑）シャッフルのハイハットもいい感じ。他に語り無しの"COSMIC DRUMS MIX"と"MIDNIGHT MIX"もあり。

トランペットをフィーチャーした、アッパーなディスコトラックもの。ニニ・ロッソ似の（？）哀愁漂うトランペットが響き渡り、間に入る、"FEELIN' HIGHER!"とソウルフルに歌う女性ボーカルサンプルが盛り上げてくれます。ホーン系のトラックって色々あると思いますが、これはよりディスコティークな感じで、歌ものの間とかにテンションを落とさずに使えそうなトラック。B1には、チョッペーベースが跳ねまくるファンキーなミックス。B2は、パッドシンセを使った少しディープな感じに仕上がってます。

リリースが延びていた、SATOSHI TOMIIEのREMIXによるお洒落なトラック。JAZZ PIANISTの塩谷哲が、EARTH WIND&FIREクラシックスをカバー、コーラス部分には露崎春美をフィーチャーしています。CODEでも、そのトラックの分かりやすさからクラウドもかなり盛り上がりました。改めてトラックをよく聴いてみておもしろいのは、リズムが、最近富家氏が傾倒しているドラムンベースの影響がかなりあって興味深い所です。今まで考えられるハウスプログラミングの手法は恐らく使い果たしているでしょうから、ドラムンを取り入れることで新しいサウンドを出していこうとしているのが分かりますね。

DOUG SMITH & RICHARD PAYTON=95 NORTHが送る、ナイスなガラージチューン。真夜中に高速を車で飛ばしながら聴くと気持ちよさげな、マイナーセブンス系の歌もの。HEATHER ROSEのボーカルもファルセットを使った、行き過ぎない感じがクールでいいです。B2には、FRANKIE FELICIANOのフルートソロをフィーチャーした、よりディープなINSTRUMENTAL MIXを収録。かっこいいっす。アカペラも入ってて、おいしいねん☆