続・里村茜嬢の二律背反的な悩み(2001.10.10)





あらすじ:甘いものの食べ過ぎで、体重が増えた里村茜。具体的に何キロ増えたのかは秘密らしい。


 昼休みが終わりに近づく中、どうにか教室は平穏を取り戻していた。長森瑞佳と七瀬留美と里村茜が揃って、『折原浩平がご迷惑をおかけしまして……』と頭を下げたところ、『彼なら仕方がない』と教室一同が納得したためである。一発目は明らかに茜が原因なのだが、発言の原因を浩平と言うことにして、彼のせいにしておこうという、乙女3人の密約が発動したのであった。……二発目は明らかに浩平の茜に対する失言が原因で、それで一気に3人を敵に回したことになったとはいえ、つくづく女性というものは恐い。
「でも、確かにそれは控えた方がいいわ。私も剣道辞めたときウエイト対策に悩まされたもん。ねえ、瑞佳?」
 一通り落ち着くと、3人の話題はそのウエイト対策に自然と移った。浩平の席をぶんどった留美がそう言って瑞佳に視線を向ける。
「うーん、特に体重計を気にしたこと無いけど」
「食生活が異常なまでにバランス良いからな。長森は」
 困ったように応える瑞佳の隣で、いつの間にか復活している浩平がうんうんと頷く。つい先程まで、席の後ろに寝かせて(留美が転がしておけと言ったのだが、茜と瑞佳が反対したのでそれはやめることになった)いたのだが。
 そんな浩平にちらりと視線を交わしてから、茜は思い切って留美に訪ねてみた。
「具体的には、どうすれば?」
「そりゃあ、アレよ」
 と、留美。
「燃料は、燃焼させれば減るでしょ?」

 その日の放課後。
「第一回、里村茜げんりょ(ゴン)げふ、トレーニング大会〜」
 かなり本気で茜にはたかれたが、それでもノリは崩さない浩平。
『いえーなの』
 そして、そんなことに全く構わず、澪がノリノリだった。言うまでもなく浩平が参加を呼びかけたのである。
「みゅー!」
 同じく呼びかけられた繭もらしい。ただし彼女の場合、何処まで目的がわかっているのかはなはだ疑問ではあるが。
「それで浩平君、体操着に着替えて何するの?」
 と、上記二名と同じくの、みさき。此処にいる全員が皆体操着である。
「ああ、それは過去に壮絶なげんりょ(ぐわん)ごぶ、し、試練をくぐり抜けた七瀬にご教授願う」
 容赦なく留美に踵を落とされたが、それでも最後まで言い切る浩平。
『歴戦の勇者なの』
 そして、そんなことに構わず澪ははしゃいでいた。
「みゅ〜!」
 繭も同様。
「ま、とにかく頑張ろうね。茜」
 浩平曰くこのイベントを『嗅ぎ付けて』いつの間にか参加していた詩子がそう締めくくる。曰く、部活の合同演習で来ていたらしいのだが、何処まで本当かはわからない。
 そんなやりとりを横に、皆の前に出ることになった留美。提案した手前、こういう立場に立つのは妥当なのであるが、本人にとってどうも意外だったらしく、少しばかり緊張している。ちらりと隣を見れば、頑張れとブロックサインを出す瑞佳。
「えーと、とりあえず、身体暖めましょ」
「どーやって?」
『どーやって?なの』
 「私に聞かないでよ!」とお約束を言い返しそうになりながら、そうね……と考え込む留美。ただ、結論はすぐに出たらしい。
「まあ、基本はジョギングよね」
「だそうだが?」
「………………そうですか……」
 なんか思いっきり『嫌です』を我慢しているように見えるなあと思う一同。特に浩平にはひしひしと伝わってきたその気配が実体を伴って見えたような気がした。
「なんだ、なにか走りたくなさそうだが……」
「そんなことはありません」
「でも、浮かない顔だぞ」
「それは多分――」
 隣で詩子がそっと伝えようとするのを、こちらもそっと遮る茜。
「足が……きっと遅いですから」

 結果。先行組がみさき、留美。
 中堅が、瑞佳、澪、繭。
 そして後方組が、浩平と詩子と茜であった。ただし、浩平と詩子にはまだまだ余裕がある。言うまでもないことかもしれないが、真っ赤な顔をして一生懸命走っている茜に合わせているのであった。
「そう言えば――」
 軽いジョグ状態で、浩平は相関図を描いてみる。
「この中で一番足が遅いのは……」
 瑞佳はしょっちゅう浩平と対遅刻戦を繰り返しているため決して遅いとは言えない。留美は、元々身体を鍛えていた方だし、みさきは走るのが好き。澪だって体を動かす演劇部員だから、基本的な運動は出来るし、いつも走り回っている繭については、何も言うことはない。さらに詩子は運動部で……。
「茜だったんだな」
「悪かったですね」
 さらに真っ赤になってむくれている。思いっきり聞こえたらしい。
「でもさ、長距離は駄目でも短距離とか」
「浩平は私に瞬発力があるように見えますか?」
「悪いが見えない」
「その通りでっ……すっ――」
「ああっ、茜、無理しないの――!」
「お〜い、休憩!」

「少しゆるめにしたんだけどね……」
 澪や瑞佳が少し上気していた程度だが、茜本人はかなりばてている。
「でも茜って、運動神経は悪くないだろ?」
「まあ、見た感じはね」
 と留美。彼女の場合、身体のキレ、身のこなしを主眼に観察する癖が元武道家として刻み込まれているので、そういうものはかなり正確に割り出せるのである。
「後は本人のやる気――って言い方じゃ失礼ね。無意識か何かで押さえ込まれている身体能力が解放されればいいんだけど」
「そういうものは簡単に引き出せるんですか?」
 話が何か、少年格闘系に移りそうなところを、ぶった切るように茜が質問する。調子はだいぶ良くなったらしく、上気していたものの、息切れがほとんど無い。
「ま、無理よ。きちっと鍛錬を組んだりしたら、私みたいになっちゃうし」
「それは勘弁だ」
「ふんっ!」
 思わず口走った浩平に鉄拳制裁。
「それじゃ、どうするの?七瀬さん」
 吹っ飛んでいく浩平を目だけで心配そうに見送りながら(みさきと澪と詩子が面白半分に追いかけていく)、今度は瑞佳が質問をする。
「まー、まずは簡単な体操辺りからね。アレでも結構体力消費するし、普段動かさないところを動かすから結構身体そのものにいいし。とりあえず体育館の一角でも借りて――っっぎゃあぁ!」
「みゅーっ!」
 あまり言う必要はないかもしれない。それでも一応言っておくと、ただ走るだけだったせいなのか、ついに退屈の極みに達した繭が留美のお下げに手を出してしまったのである。
「痛い痛い痛いっ!」
「みゅ〜♪」
 すごい勢いで校門の外まで逃げていく留美を繭が追いかけていく。
「……これだ!」
 某不死身の東大生のごとく現場復帰していた浩平が、ポンと手の平を拳で叩いた。
「――嫌な予感がします」

「臨時コンテンツ!スーパー茜計画!」
 再び一同(留美にまかれた繭を除く)を集め檄を飛ばす浩平。
「詩子、とりあえず茜を拘束!」
「らじゃー」
「長森は三つ編みお下げを解除!」
「……ゴメンね。里村さん」
「そして俺の設計図! で、後は任せた。長森」
 そう言ってすすすと卑屈っぽくバックする浩平。
「自分でしなさいよ」
 傍観を決め込んでいた留美からそうクレームが上がった。
「女の子の髪をいじったことがないんだが」
「授業中にいじくってたでしょ。私の」
「それで、どうなったけ?」
「十何本か抜かれるわ、三センチくらい短くなったのよね……」
「で、俺がやっていいか、茜?」
「絶対嫌です」
 嫌な予感がするが、それだけでは何がどうスーパーなのか少しだけ興味のある茜。しかし、浩平にはしばらく髪を触らせまいと今決めた。
「それで、私の髪をどうするんですか?」
「まあ、しばし待て。出来たら見せてやるから」
「はあ……」
 そうしている間にも、瑞佳がジャージのポケットに入れておいた髪留めのゴム輪を二つ取り出していた。解かれた三つ編みはこれまたジャージのポケットから取り出した折り畳み式ブラシで丁寧に梳かれている。
「わあっ、里村さんの髪ってやっぱり綺麗だねぇ」
「あ、ありがとうございます――」
 瑞佳の髪だってたいしたものなのだが、それでも綺麗なものには綺麗だと素直に言える瑞佳に少し照れる茜。どうしてそんなに素直に感嘆できるんだろうという気持ちが、後になってやって来たが、それでも嬉しかった。その後に来た気持ちをうち消せたくらい、素直に嬉しかった。
「はい。出来た。浩平ー、できたよー」
「ん。おーおーおー、よし詩子、手鏡」
「OK。ハイ、茜」
 そう言ってニコニコと手鏡を手渡す詩子。いつの間にか、彼女に肩にバックがあったりする。まあ、詩子だから。そんなことを考えながら手鏡を受け取って自分の髪を見てみた茜は、
「――だから嫌な予感がしたんです」
 留美と同じ髪型になっていた。
「うむ!これも佳し!」
「似合う似合う」
「………………」
「ホントに似合うんだってば」
 ふくれっ面の茜に詩子がそう言う。
「で、どうするのよ?」
 と、留美。
「ああ、後は――長森、何度もすまんな」
「ううん、別にいいよ」
 そういって瑞佳は、先程オリンピックのスプリンター並の速さで脱走した留美の軌道を綺麗にトレースして校門を出ていった。そんな瑞佳を見送って、留美はひとつの結論を得、戦慄する。
「――まさか」
「アレだったら走るだろう。いくらなんでも」
「浩平、あんたって」
 みるみるうちに留美の表情に険が増していく。そんな彼女をある程度予想していたのか、落ち着けと手で合図しながら浩平は少し声のトーンを落とした。
「まあ、半分は思いつきの冗談だが、半分は本気だ」
「なにがどう本気だってのよ」
「例えばだな、茜が自分から、自分から何かしようとしたのを見たことあるか?」
「え……そりゃあ、どこかで――」
「見たこと無いだろ。少なくとも七瀬は」
「ま、まあね……」
「俺もない」
「浩平も?」
「俺達よりずっとつきあいの長いはずの詩子に至っては、何度かあったような『気がする』、だ」
 そこで、浩平は留美の真っ正面の方向に向き直った。
「結構色々考えているんだが、どれもこれも決め手に欠けていてな、難儀していたんだ。実際」
 そう言って、苦笑してみせる。そこでやっと留美は、真面目な顔をしている浩平という滅多に見られないものを見て起こしていた硬直を、解くことが出来た。
「で、でも、里村さん、多分気付いているわよ」
「だろうな。でも、なにも言わないだろ?」
「そうだけど……」
「なら茜も分かっているんだろう」
 当の茜は静かに詩子と何か話している。詩子が自分の髪を左右一房ずつ摘んでいるところを見ると、『わたしもそうしてみようか?』とでも言っているのだろう。
「知らないからね。私」
「ま、二、三発は覚悟している」
 再び苦笑する浩平。今の浩平の様子は茜からは見えない。丁度彼女の背の位置へ少しずつ移動していたのだ。
「それで済めばいいけど……あ、帰ってきた」
「よーし、最終段階だ。長森、椎名に目隠し。で、そのままこっちに」
「うん……でも、本当に大丈夫かな……」
 そう言いながら律儀に後ろに回って繭の顔を両手のひらで目隠しする。
「みゅ?」
 相手が瑞佳なので、全く気に留めない繭。
「ついでだから五、六回まわしてみるか……」
「西瓜割りじゃないんだから」
 留美にそう突っ込まれて咳払いして誤魔化す。
「まあ、それはともかく……オーライ、もういいぞ長森」
「うん……」
 ぱっと瑞佳が両手を離す。急に明るくなって、目を瞬かせる繭。
「よし、椎名、アレを見ろ!」
「みゅ?」
 びしっとあかねを差した指先をほぼ条件反射で追っていった繭は、
「みゅー!」
 例によって飛びかかるようにじゃれつきにかかった。それは相手が自分より小さい子供だとわからずにじゃれついたセントバーナードとたいして変わらない。思わず自分の髪を押さえる留美。
 そして繭の声に気付いた茜がゆっくりと振り返る。
「よしいまだ!自分の限界を超えろ、茜!――あれ?」
 しかし、茜は逃げない。当然真正面から一気に引っ張られる。
「みゅー♪みゅ〜♪」
 しかし茜は穏やかな表情のまま何も言わない。
「浩平、あれ痛い、絶対痛いって!」
 見ていた方が、居たたまれなくなったのか、髪を押さえたまま留美がそう浩平にくってかかる。
「いや、こういう展開になるとは思わなかったから……」
 唖然としている浩平。逃げ切れそうになかったら、繭を追走して押さえるつもりだったのだが、茜の髪を握って話さない現状では、繭を無理に引きはがすのは難しい。
「しかし茜もやるな。あれだけ引っ張られて痛くもないとは……もしかしたら秘密の修行でもしていたのか!?」
「何処をどー修行して、髪を引っ張られても痛くなくなるってのよ!」
「と、とにかく長森、繭を――」
 浩平が全部言うより速く、瑞佳が頷いた時である。始めて茜が動いた。静かに右手をあげると――、
 ポンと繭の頭に置く。
「やめましょうね」
「みゅ?」
 繭は意に介さない。
「やめましょうね」
「みゅー?」
「やめましょうね」
「みゅー」
「やめましょうね」
「みゅ〜」
「やめましょうね」
「みゅー――」
「やめましょうね」
「みゅー……」
 そしてついに。
「うっそ!」
 繭がお下げから手を離したのである。
「いい子です」
 そう言って繭の頭を静かになでる。
「みゅー♪」
 喜んでいた。
 そんな繭に、茜は微笑みを返す。
 そしてそのまま笑顔のまま顔を上げて……浩平の方を向いたときは無表情になっていた。というか明らかに怒っている。
「浩平」
 近づいて言うなり浩平の頬を力一杯つねる。
「ものすごく痛かったです」
 よく見れば目元に小さく涙が浮かんでいた。
「わ、わふ(悪)かった……」
 口元までねじ曲げられながらも本心ではかなり反省している浩平。
「痛い痛い痛い痛い!」
「み゛ゅー!」
 同じ事をしようとした留美が、2回目の「やめましょうね」で見事に失敗していた。
「で、どうするの?やっぱり体操?」
「えっと、私に訊かれても……」
 手持ち無沙汰の詩子がそう訊いてくるが瑞佳に答えられるはずもない。
『ヒンズースクワットなの』
 あまり女の子には向かないトレーニングを提案する澪。
「多分……違うんじゃないかな……」
 瑞佳が混乱し始めたときである。
「あの……いいかな?」
 救いの女神が現れたのであった。

「ね、みんなで走ってみれば楽しいんだよ」
「そうですね」
 結局、やる気満々のみさきに連れられて、(さっきから提案したくてウズウズしていたらしい)再び全員でジョギングすることになった。ただし彼女の提案で全員が同じペースに合わせている。これは彼女の経験なのか、ペースは先程の茜の六割ほどであった。
「楽しんで走るペースが肝心なんだよ」
 らしい。
「それにこのペースなら、おしゃべりしていても大丈夫だしね」
 ここらへんも要チェックだそうである。
「――なるほど、しゃべりながら走っていれば、嫌でも持久力が付くわね」
 なにやら感心している留美。
「みゅ……」
「げっ!」
「あ、大丈夫。ちゃんと見ているから」
 繭と手を繋いでいる瑞佳。よく聴いていれば、繭の注意がそれそうになる度に話しかけている。
「大感謝よ、瑞佳」
『でもさっきはすごいスピードだったの』
「……なんでスケッチブック持ちながら走ってるのよ?」
『ふっ……既に身体の一部なの』
「あっそう……」

「なんつーか、みさき先輩に助けられちまったな……」
「ま、いいんじゃない?」
 わざとペースを落として、ひそひそと話し合う、浩平と詩子。
「ちょっとは日頃の運動不足、解消してもらわなきゃ」
「ま、そーだな」
 当の茜は、みさきと共に先頭を走っている。
「俺、ちょっと行って来るわ」
「はーい、行ってらっしゃい」

「――でね、この後で食べるお汁粉が美味しいんだよ」
「同感です」
「こんな日なら30杯はいけるね」
 茜のペースががくりと落ちた。
「……胸焼けしませんか?」
「そのための塩コブだよ」
「……そうですか」
 流石の茜も量だけはこなせない。それ以前に、それでは減量の意味がないのだが、一杯ぐらいはいいかな、と少しだけ思ってみたりする。
「……さっきは悪かった」
 そのペースが落ちたところを浩平が少しペースをあげて茜と並ぶ。途端に二人の前の集団(といってもみさきだけだが)と後ろの集団が、それぞれ距離を置いたので、二人は苦笑せざるを得なかった。
「気付いていたんだろ?一応訊くけど」
「気付いていました。一応言いますが」
「重ねて言う。悪かった」
「そうですね。半分はそう思ってもらいます」
「半分?」
 茜はそれには答えず、少し間をおいて、
「――浩平が道を造ってくれるのは嬉しいですけど、これは私の問題ですから」
「……そうか」
 それに微かに頷いて答えると、茜は横にいる浩平から前に視線を向けた。
「自分で何とかします。少し時間がかかりますが……」
「そうだな。わかった。待ってるよ」
「助かります……」
 あながち無駄じゃなかったな。浩平はそう思う。そもそも、二、三発は殴られるつもりでいたが、思い切り頬をつねられただけだし。もちろん、充分に前進してくれた事も嬉しい。
「ところで浩平、お汁粉一杯だけ後で食べませんか?」
「何となく想像していたが……みさき先輩に感化されたな……」
「その想像通りですが……思いっきり感化されました」
「わかった……」
 そう言って、浩平は大きく息を吸い込むと、
「お〜い、お前ら!この前住井から巻き上げた金で、お汁粉おごってやるぞ!」
 歓喜に満ちた乙女六人と一人の歓声が、それに応えた。ややあって、一杯だけ?と言う遠慮がちな声があがったが。



Fin






あとがき

 というわけで続いてしまいました。本当は単発で収めるつもりだったのですが、茜のダイエ――もとい、運動不足解消について浩平が見逃すはずが無く、彼が動けば当然……というわけでヒロインオールキャストになりました。

 周りによく言っているのですが、ONEは後に続く話に比べてヒロイン同士の横のつながりが多いところが好きです。最近はどうも、ヒロイン一人一人が独立して話が進んでいく話が多い(しかも学校が舞台なのにその傾向が強くなったり)ようですが、どうして一人だけで話を進めるのかなと思ってばっかりいます。キャラクターの魅力的にも、話の動かし方にも、勿体ないような気がするのですが。

 さて、次回は……そろそろ茜以外に目を向けてみようかと思います。あくまで、みようか、の状態ですが。はたして。

Back

Top