超警告。CLANNADの隠しシナリオをクリアしていない人は
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このお話は、史上希にみるすさまじいまでのネタバレ前提で書いてあります。

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「はぁ、どこかに女の子落ちてないかな……。ねぇ岡崎?」
「落ちてるわけないだろ」










































  

  





『僕のお嫁さん』



 春原のおじさまが、お見合いをするという。それも、本日お昼過ぎから。
「様子、見に行く?」
 と、何故かお見合いの場所と時間を明記してある書類のコピーをひらひらさせたのは、わたし、岡崎汐。そのことについて相談に来た春原のおじさまの忘れ物なのだが、そいつは控えだから要らないよと電話で確認済みだったりする。
「野暮ってもんだろ。ここまで来ている以上」
 ちゃぶ台のお茶を飲みつつ答えたのは、おとーさん。当初はそのお見合い相手に私と一緒に驚いていたけど、今はいつも通り泰然としている。
「後は、当人達の問題だ」
「それもそうね」
「ああ。それじゃ行くぞ」
「……行くわけね」
 そんな訳で、わたし達は書類に書いてあったホテルのラウンジ、その隣にある喫茶店に来たのであった。
 一応人目を避けるためかおとーさんは、わたしが小学校に上がったころから変装用(主に個人的授業参観のため、らしい)にかけているサングラスを着用。それに対してわたしは――、
「……なぁ、汐」
「ん?」
「何でおまえは渚の制服を着ているんだ」
「へ、変装ですっ」
「何で渚の口調なんだよ」
「何で部長の口調なのよ」
「何で古河の口調なんだ」
 一斉に突っ込まれる、わたし。
 って、んん!?
「杏、それに智代」
 驚いたようにおとーさん。そう、わたし達が座っているテーブルのそばには、ラフな格好の藤林杏先生と坂上智代師匠が居た。
「なにしに来たんだ? お前達」
 と、藤林先生達に尋ねるおとーさん。
「あたし達は此処のケーキバイキングに来ただけよ」
 あ。そういえば何かの雑誌に取りあげられたっけ、ここ。
「で、あんた達は? デート?」
 にやにや笑いながらそう訊く藤林先生に、おとーさんは少し憮然となって、
「ここで春原がお見合いをするんだよ」
「なんですって――!」
「藤林先生、声が大きいです! おじさま達の居るテーブル、隣なんですよっ」
 慌てて抑えにかかるわたし。そう、わたし達の居るテーブルの隣にはパーティション代わりの植木がいくつかあるのだが、その向こう側は春原のおじさま達のテーブルなのだ。
「何を動揺しているんだ、藤林。あいつだって私よりひとつ上だ。何時お見合いしても、おかしくないだろう」
「お前も相当動揺しているからな。俺は杏じゃないだろ」
 と、あらぬ方向――に向いた先のおとーさんに突っ込まれる師匠。
「と、とにかく、そう言うことなら同席させてもらうわよっ」
「以下同文だ」
 もともと四人席だったので、問題は無かったし、わたし達にも異存はなかった。そもそも、出歯亀してる立場な訳だし。
「――ところで、おとーさん。そんなにお母さんに似てた?」
「怖いくらいに似ていたわい」
「恐ろしいくらい似ていたわよ」
「全身の毛が逆立つほど似ていたぞ」
「嫌な表現ばっかりなんだけど――本当は似ていないんじゃない?」
 しっかりと首を振るおとーさん達。
 ん……何というか、複雑な気分。
「あ。ちなみにこれ、お母さんの制服じゃ無くて、演劇部にある旧制服だからね」
「ん? そうなのか?」
「あれはもう着ないことにしているの。お母さんに悪いし、――その、サイズがきつくなって来たし」
「胴回りか」
「胸回りっ」
 随分失礼な質問に速攻で答えると、おとーさんは天を仰いで、
「渚、娘に胸囲を乗り越えられても、恨むんじゃ無いぞ……」
「おまたせしました、ブレンドコーヒーとホットケーキでございま――きゃあ!?」
 直後、頼んでいたものを持って来たウェイトレスが手を滑らし、おとーさんの指先三センチ先にナイフが突き刺さっていた。
「も、申し訳ありませんお客様っ!」
 慌てて謝るウェイトレスに黙って頷き、何故か深々と突き刺さっているナイフを引っこ抜くおとーさん。
「……渚、何故俺に怒る?」
「いまの、どう見てもおとーさんが悪いと思う」
「ちょっとそこ、いつまでも父娘漫才しているんじゃないの。始まったみたいよっ」
 しっかりと聞き耳を立てていた藤林先生に怒られる、漫才コンビ『岡崎父娘』。反対側では、師匠がしっかりと目を瞑って俯いている。どうも、話の内容を聞くことに集中したいらしい。
「んもー、心配でしたのよワタクシ、一ノ瀬ご夫妻には学会でのパーティでたまたまご一緒させていただいただけなんですけど、おほほほほほ!」
 一応言っておくと、この人は今回の仲介人さん、らしい。
「ことみさんね、最近やっと研究に一段落出来たものですから、ここらへんで身を固めるべきだと思いまして……もちろんワタクシが考えましたですのよ!」
「は、はぁ……」
 こういうのが苦手なのだろう、たじたじになって居る春原のおじさまの声。
 そしてこちら側と言えば、仲介人さんの今の言葉で藤林先生と師匠が、引きつりかけていた。春原のおじさまのお見合い相手が誰だか、想像付きつつあるのだろう。
「それではおふたりとも、改めて自己紹介をなさってはいかがでしょう?」
「あ、は、はい。ど、ども。春原陽平です」
 明らかにどもりまくっている春原のおじさま。その後一瞬の間が空き、藤林先生と師匠の貌が緊張に引き締まる。
「ことみ、一ノ瀬ことみ……です」
 藤林先生が固まった。
 師匠が固まった。
「……何で」
「……どうして」
「……俺に訊くな」
 ある程度予想出来ていたといった感じで、コーヒーカップを傾け、そっぽを向くおとーさん。
「それではワタクシはこれで退席致しますわ。後はおふたりでごゆっくりとどうぞおほほほほほほほ!」
 そんなわたし達を余所に(そりゃ、当たり前なんだけど)強烈な高笑いを残して、仲介人さんは去っていった。恐らく、後で結果を聞いて次の段取りに進めるのだろう。
「いやまぁええと……困ったもんだね」
 ほとほとに困ったという感じで、春原のおじさま。
「先に結論言っちゃうとさ。僕、あまり乗り気じゃないんだよね」
「私も……なの」
 少し申し訳無さそうな声で、ことみちゃん。
「ああ、君もそうなんだ。そりゃ良かった。大方、さっきのおばさんに無理やり連れて来られたって感じ?」
「正確には、研究の話で面会……だったのに、途中でお見合いになっちゃったの」
「あーあー、あるある」
 あるある、と、頷くおとーさん達。どうも、皆わたしの知らないところで似たような経験をしているらしい。
「その、春原……さんは?」
「ああ、僕の方は妹が勝手に結婚関係のホームページに――」
「正確には、ウェブサイトなの」
「そうそれ。それに登録されちゃってたんだ。困っちゃうよねぇ。しかもあれでしょ? 中身誇張されてない?」
「営業畑に20年の大ベテランと伺ったの」
「ものは言いようだよね。一応役職もらって居るけどさ、それって僕の部署で一番年上だからって理由だし、役割給とか貰って居る訳じゃないんだよ。そういえば、一ノ瀬さんは――」
「ことみでいいの。もし良かったら、ことみちゃんで」
「んじゃことみちゃんで。君は博士なんだろ? どれくらい貰って居るの? すごいんでしょ、研究費とか」
「ううん。研究費=収入じゃ無いから……」
「ああ、なるほどね! ちなみにその研究費って、いくら?」
「……年1000万」
「い、いっせんまん!?」
「――ドル」
「ど、ど、どるうう!?」
 ええと、1ドル百円としても……じゅ、じゅっ、十億円!
「……あたし、ことみと結婚したい」
「しっかりしろ藤林っ」
 明らかに目の焦点が合ってない藤林先生が、そう師匠に諭され、
「汐……将来物理学者にならないか?」
「おとーさん、落ち着いて」
 同じような感じのおとーさんを、わたしが宥める。
「ぎゃ、逆玉……おっと。と、ところでさ。間違っていたら悪いんだど、この前のゾリオン大会に居なかった? 近くの高校でやってたやつ」
 うあ、なにストレートに訊いてやがる。と、おとーさんが舌打ちした。
「なに、もしかして忘れてるの陽平?」
 信じられないといった貌で、藤林先生。
「忘れたというより、関わりがなかったんだよ。俺達もそうだろ?」
「そりゃまぁ、そうだけど……」
「まぁ、お互い様だろうな」
 と、頷くことみちゃんを見ながら、師匠が言う。
「出て居たの。春原……さんも?」
「あぁ。すぐに負けちゃったけどね。でさ、あの大会に出ていたってことは、君、岡崎と知り合い?」
「……朋也くんを、知っているの?」
「ああ、もうずっと前からの腐れ縁って奴かな。君も、岡崎と知り合いなんだ」
「うん」
「……あれ? 高校は一緒だったっけ?」
「一緒だったの。でも、朋也くんは私に気付かなかったから」
 ぴくりと、おとーさんの肩が動いた。気付いたのは、わたしだけだったけど。
「ん? でも君は岡崎の知り合いなんじゃないの?」
「昔のお話なの。あのね――」
 あ。という貌をするおとーさん。わたしと藤林先生は大体のいきさつを知っていたので一瞬顔を合わせただけで(前におとーさんとことみちゃんが一緒の歩いていたのを藤林先生が目撃し、わたしに問い合わせたことがあったのだ)、唯一状況が飲み込めていない師匠が、僅かに身を乗り出した。
 春原のおじさまはというと、最初は気楽そうにことみちゃんの話を聞いていたけれど、ことみちゃんの話が進んでいくに連れて、どんどん真顔になり、そしておとーさんと再会したくだりで元通りの貌に戻っていた。
「なるほどなぁ。岡崎の奴、幼馴染みフラグも立てていた訳ね」
「別に朋也くんは、プログラムの選択肢を操作した訳じゃないの」
「あぁいやまあ、今のは例えだよ。例え」
 小首を傾げることみちゃん。
「まぁそれはいいんだけどさ。ぶっちゃけ聞いちゃっていい?」
 こくんと頷くことみちゃんを確認してから、春原のおじさまは一呼吸置くと、
「岡崎のこと、今も好き?」
「……うん」
 おとーさんが、コーヒーに咽せた。
 藤林先生と師匠が同時に引きつる。
 そしてわたしは――切り分けたホットケーキをメイプルシロップの壷に突っ込んで居た。
「でも、お見合いには出るんでしょ? 僕と駄目になっても」
「うん……実はもう、二回目」
「あのオバサン、押しが強そうだからねぇ」
 ちなみに僕は一回目。と、春原のおじさまは言う。
「でもそれってさ、失礼なんじゃないかな」
「……御免なさい」
「いや、僕じゃなくて岡崎に」
「――え?」
「結局さ、お見合い続けるにしてももう辞めるにしても、岡崎への気持ちに決着を付けなきゃいけないんだよ」
「……決着?」
「そう。好きなら好き。はっきりと言っちゃった方が良いし、言わないで完全に諦めるのもでもいい。どっちをやるのも君次第」
「でも……でも……」
 迷うことみちゃんに、春原のおじさまはわたしが今まで聞いたことない優しい声で、
「迷うなら、一番の友達に相談してみるとかさ」
「友達?」
「そう、友達。友達が恥ずかしいなら、仲間でもなんでもいいよ。いない?」
 ことみちゃんは、かなり動揺したようであった。でも、少しだけあった沈黙の次に出て来た言葉は、
「いるの。……汐ちゃん」
 え? わたし!?
「汐ちゃんって、岡崎のところの汐ちゃん?」
 こくんと頷くことみちゃん。曰く、大学からの同期で国外の研究室に何人かの友達は居るそうなのだが、お互い忙しくて滅多に顔が合わせられないのだという。
「汐ちゃんかぁ……へへっ、そりゃ良かった」
 まるで自分のことのように喜ぶ、春原のおじさま。同時におとーさんが、安堵のため息を吐く。
「なんていうのかな、友達ってさ、結構いいものだよね」
「そうなの?」
 良くわからないのか、困った声音で、ことみちゃん。
「ああ。そりゃあ、向こうはどう思っているかわから無いけどね。それに、そう言ってられないときもあるし」
「……例えば?」
「いやもう大変だよ。杏と智代っていう知り合いが居るんだけど、会うたびに辞書投げ付けられたり、蹴っ飛ばされたりさ。両方とも君と同じくらいの女性だけど、女やめてるとしか思えないね、あれ」
 藤林先生と師匠が静かに立ち上がろうとするのを、わたしはおとーさんと必死になって止める。
「あと岡崎……君の言う朋也くんね、あいつもなんだかんだ言って危なっかしいからさ。後あいつ、結構キザじゃん?」
 あー、それは……。
「ほほう――って、なんでお前達頷いて居るんだ?」
 腕を組んで頷くわたし達におとーさんが突っ込みを入れた。
「でも、いいものには違いないんだ。特に岡崎達は」
「そう、なの?」
「ああ。高校に上がった時さ、僕、田舎からこっちの寮に入ったんだよ。そうしたらさ、中学んときの友達とかと急に疎遠になちゃってさ。まぁ、当たり前の話なんだけどね。僕には僕の、あいつらにはあいつらの学校がある訳なんだから」
 ことみちゃんにも覚えがあるのだろう。何も言わず、ただ頷いて応えている。
「でもさ、岡崎達は違うんだ。もうお互いいい年だってのに、僕がこの町に来るとちゃんと迎えてくれる。杏とか智代とかも何だかんだで付き合ってくれてさ。すごいことだと思わない? 僕らが学生だったの、ずっとずっと昔だってのに」
「うん、すごい……の」
 わたしも、すごいと思う。ずっと前から、羨ましいと思っていた、おとーさんを中心とした、絆。
「元はさ、汐のちゃんのためにって自発的に集まって居ただけなのにね。ははっ、気が付いたらそう言うの抜きになっちゃってさ」
 え……。
 わたしは、静かに息を飲んだ。
 同時に、わたし以外全員の肩が、ぎくりと動く。
「君は知ってる? 岡崎と、汐ちゃんのこと」
「うん。話だけは、朋也くんから聞いたの……」
「そうか……」
 静かにコーヒーカップを傾ける、春原のおじさま。
「――僕から言う事じゃないけどさ、これからも汐ちゃんと仲良くしていてほしいな。もちろん岡崎達ともね。きっと忙しいと思うけど、これからゆっくりと時間をかけていけばいいさ。僕で良かったら、いくらでも手伝うよ」
「ありがとう……春原さん」
「で、どうするの?」
 両手をテーブルの上に組んで、その上に顎を載せながら、春原のおじさまは訊く。
「……とりあえず、お見合いはお仕舞い。あの人には私から断ってくるの。それにもう、他のお見合いにも出ないって」
「うんうん」
「後は……確かめようと思うの。私の気持ち」
「ああ。そうすると良いと思うよ」
「それと……春原さん。最後にお願いがあるの」
「ん、何?」
 何気なく答える春原のおじさまに、ことみちゃんは一度深呼吸をして、
「私の友達に、なってくれる?」
「僕で良ければ、喜んで」



 こうして、ことみちゃんは帰っていった。おとーさん達は、それぞれ冷えきった飲み物を一気に飲み、わたしはわたしで残ったホットケーキを一気に片付ける。
 何かいつもより、メイプルシロップが甘かったような気がした。
「汐、春原の話だけどな」
 と、まずおとーさんが口を開いた。
「その……なんだ。言い出すタイミングが遅かったな」
「気にしていないよ、わたし。だってもう知っていたから」
「え?」
 そう、わたしはもう知っている。今のおじさまの話、昔聞いた藤林先生や師匠の話、そしておとーさんの話を聞いていれば、自ずとわかることだったからだ。
「だから気にしないで、おとーさん。もちろん藤林先生も、師匠も」
 わたしの言葉に、皆がぎこちなく頷いたときだった。
「……出てきなよ、岡崎。汐ちゃんも一緒だろ」
 ばれてた? わたしはおとーさんの顔を見る。頷くおとーさん、藤林先生、そして師匠を確認して、わたし達四人は席を立った。
「気付いていたんですか、春原のおじさま」
「うわ、本当にいたのかよっ」
 あ、ブラフだったんだ、春原のおじさま。
「おまけに杏と智代も来てるし」
「本人達の名誉のために言っておくが、たまたまだ」
 と、サングラスを取ったおとーさんが言う。
「……ま、そうだろうね。で、どこから聞いてたのさ」
「一部始終」
「プライバシー筒抜けかよっ! つか、恥ずかしい台詞何回か言っちゃったよ!」
「でも、わたしは嬉しかったですよ。友達云々のとことか」
「そこが一番恥ずかしいんだってばっ!」
 あ、春原のおじさまが真っ赤になるの、初めて見たような気がする。
「久々に見たわ。陽平の格好良いとこ」
「私もだ」
 と、藤林先生と師匠。
「そりゃ僕ももう年だぜ? いい加減馬鹿なことはしないっての」
「まぁいいさ。それよか、久々に飲みに行こうぜ」
「あぁ、いいねぇ」
「いいと言えば、春原」
 と、師匠。
「ん? なんだよ」
「良かったのか? 一ノ瀬とは」
「ああ、彼女と僕じゃ釣り合わないだろ? 言ってみれば、僕のポケットには大きすぎたのさ」
 お前、それは天下の大泥棒的に格好付けすぎだろ――と言おうとしたおとーさんの口を、わたしは意図的に塞いであげた。たまには、春原のおじさまが格好良いままでもいいと思ったからだ。
「でも勿体なかったかなぁ……あのおっぱい」
 ……ほほう。
「嗚呼春原、お前はやっぱりアホの子だ」
 と、わたしの束縛から自由になって嘆くおとーさん。
「え?」
「後ろを振り向いて見ろ、戦女神が三人も揃ってお前の性根を直そうとしているぞ」
「え? え?」
 こんにちは。三人も揃っている戦女神です。
「ひ、ひいいいいいぃぃッ!」
「シリアスで締めろよ、お前」
 わたしもそー思う。もっとも、どうしてもそれが出来ないところが、おじさまの魅力でもあるような気がするのだけれど。



Fin.




あとがきはこちら













































「はぁ……どこかにいい男落ちてないからしら、ねぇ? 朋也」
「だから落ちている訳ないだろっての」




































あとがき



 ○十七歳外伝、春原のお見合い完結編でした。
 なんというか、春原が格好良すぎたのかもしれません。でも個人的にはこれくらい格好良くても良いかーと言う想いと、本編から大分歳を取って居るんだからいくらなんでも成長しているだろうと思い、こんな感じになりました。
 ……その割には、ことみがあまり変わってないような気がしますが(あわわわわ);
 
 さて次回は……季節柄、プールで行こうかと。

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