Diary2001三月

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 ■批判等に関して、不快感を抱くおそれがあります。ご注意下さい。
 ■寝不足にご注意!
2001.03.31――二日前
 今日は部屋の掃除に暮れました。よくある現実逃避の一手段として有名ですが、今回ばかりは本気で取りかかっています。だって、寝るスペース以外が本と書類とメディアで埋まっていましたから。

2001.03.30――うはあ
 世の中良いことばかりじゃないとはよく言ったもので、自宅にADSLを引くのに難航しています。理由は、回線でもPCでもなく、ドアホンと共用している電話機というからお笑いにもなりません。結局散々なたらい回しのあげく答申待ちとなりましたが……どうなるんだ!?

2001.03.29――ひゃっほう
 ついにUSBCD−ROMドライブが届き、私のシンクパッドが本格的に新マシンとしての活動を開始しました。実はこのページもすでにシンクパッドで書いており、FTPもネットもシンクパッドになっています。
 これにて、私のデスクトップは、メインからサポートという役目に移ることとなり、日頃の激務から解放されるわけですが、完全にお蔵入りにするつもりはありません。どう使おうか、今思案中です。

2001.03.28――サクラサイテル
 ふと気付けば、我が家の周りで桜、木蓮が咲いているようになりました。問答無用で春です。
 この季節の風物詩といえば花見ですが、私の場合、花見はみんなで騒ぐより一人で夜桜あたりを楽しむ方が多いのですが、今年はどうでしょうか?

2001.03.27――SF強化週間
 どちらも久しく新刊が出なかった『エリアル』シリーズと『星界』シリーズが偶然同時にその新刊を本屋に並べていたので、購入しました。
 あまり触れてこなかったのですが、私の読書癖ははっきり言って乱読で、しかも強い癖があります。この二シリーズはともに知り合いの薦めによるものでしたが、見事に癖に風穴をあけて、読書範囲を広げてくれたありがたい本達です。
 時々は、自分のカバー外の本を読もうと意識しているのですが、なかなか良いものに巡り会わず、たまにこのような稀覯本(?)に出会うと、喜びとともに頭の中の良い栄養になります。
 もしお薦めの本がありましたら、どうぞ遠慮なくBBSまで。

2001.03.26――やっぱり道具は選びたい5
 今、どのノートパソコンを選べばいいのかと聞かれれば、よほどのことがないかぎり、私はIBMのシンクパッドシリーズを薦めます。理由は最近になって認知されてきたようですが、類い希なる堅牢さと使いやすさ、それに目的別にしっかりと種別されているからです。特に私の場合、それらに加えて打ちやすい(ノートパソコンによくある全体のたわみや、浅くてクリック感のないキーがない)キーボードが搭載されているのでなおさらでした。
 私が選んだ機種はiシリーズ1124-2676-93J、通称超低電圧版P3搭載のTP240とよばれているものです。
 B5サイズでは、ワンランク上のX20があったのですが、
・単独バッテリーで5時間稼働可能(大容量で7,5時間!)
・CD−ROMドライブが両者外付けだが、X20はドックか、USBしかなく(しかもUSBの場合、フロッピーと競合)、別々に使えるi1124の方が有利
 が、主な理由となり、この機体になりました。
 で、現在なのですが、問題が一つ。USBCD−ROMドライブが在庫がないせいで注文待ちなのです。そのせいで、大きなアプリケーションが入れられず、困ってます。早く届かないかあ……。

2001.03.25――やっぱり道具は選びたい4
 ついにあこがれのシンクパッドをこの手に。詳細は後日に。
(セットアップとかで丸一日つぶれた……)

2001.03.24――準備はOK?
 会社の方から手紙が届きました。四月の最初から働くことになりそうです。そろそろ頭の切り替えが必要なようです。
 これについては高校時代の恩師から、『学生としての研究する態度ではなく、与えられた仕事に対し勤務する姿勢を持つよう心がけるように』というありがたいお言葉をいただきました。全く持ってその通りだと思うのです。
 学生時代はなんだかんだ言って、致命的な失敗が許されるのに対し、仕事というものにはそのような失敗が禁物でしょう。
 本当に、気合いを入れていかなければいけません。

2001.03.23――やっぱり道具は選びたい3
 今日は一太郎11の話です。
 ATOK14と違って、動作が少し早くなったような気がする11ですが、通常では10とたいして変わらず疑問符が一つ。
 そこで話題のプロフェッショナルモードにしてみると、今までとは全くデザインの違うモードになりました。が、すべてキーボードで操作できることはある意味非常に重要なのですが、入力ではともかく、装飾時に少し難がある印象を受けます。完全にプロフェッショナルにするとマウスが使えないのがそれで、表示されているならそこにマウスを当てることによって操作できるようにして欲しいと思いました。ツールバーなどを表示させれば回避できるのですが、それだと本末転倒だし、ノーマルだと前述したとおり10と変わりません。まあ、もうちょっと使い込んでみます。

2001.03.22――やっぱり道具は選びたい2
 ちょっと長くなりそうなので、今日はATOK14に限定して話します。
 待ちに待った話し言葉対応となり、大歓迎のATOK14は、速度がやや落ちたかな?程度に感じるものの、変換精度はばっちりで、大いに満足です。
 ただ、AI辞書トレーナーで、任意のテキストから単語登録を行った結果、あまりない姓名(例:宮内レミィ、月宮あゆ等々)が慣例として登録されたのはともかく、ありそうな姓名(例:柏木千鶴、水瀬秋子等々)も慣例として登録されました(例外は北川潤ただ一人)。
 SS対応、ATOK、『ATOKSS』なんて無理でしょうか?無理ですね。

2001.03.21――やっぱり道具は選びたい
 旅の疲れをものとせず横浜へ。一太郎11を購入するためにです。しかし、一応無事に購入したものの、急用でインストールできず。詳細は明日にでも。

2001.03.20――卒業旅行――江ノ島
 再び茨依居さんと江ノ島へ。
なんと朝寝坊してしまい、ギリギリの時間で依居さんと合流。
まず北鎌倉は明月院に移動して、北条時頼の墓所を詣で、明月院を散策。隠居の地に相応しい、外界と浮き離れた長閑で穏やかな場所でした。その近くで本来の目的である坂物語スポット「明月院近くの美術館」も無事発見。双方良い収穫を得て、メインの江ノ島へ。そこで、遅めの昼食をとったのですが、釜揚げしらす丼が絶品でした。
 ここで、私自身がびっくりしたのが、江ノ島の海岸沿い、非常に波の荒いところに写真家の竹内敏信さんらしき方がいらっしゃったこと。トレードマークのバンダナと、その愛機ペンタックス67を使ってらしたので、おそらく……!と思ったのですが、さすがに声をかけられませませんでした。間違っていたかもしれないけど、声をかければ良かったかなあと、後になって少し後悔。
 夕方になって、再び大和駅で解散しました。
 今日といい昨日といい、本当に楽しかったです。

2001.03.19――卒業旅行――鎌倉
 実は大学で同期であった『空中庭園』の茨依居さんと日帰り旅行として鎌倉へ。色々と用事があって何度も鎌倉に足を運んでいた私はこの春からそうそう来られなくなるので、見納めのつもりで。依居さんは、『坂物語』の取材で。藤沢から江ノ電で揺られながら(途中にある浜を取材するため降りたりもしましたけど)鎌倉に入ります。段鬘、小町通りを経て八幡にお参りをした後、いつくかの社を巡りながら、二つの切り通しを通って庭の綺麗な海蔵寺、源氏山公園、銭洗い弁天へ。春の陽気が暑く感じられます。その後私のお気に入りの紅茶専門店で休憩した後、源頼朝、島津、毛利、大元公のお墓を詣で、藤沢へ戻り、大和で解散しました。明日は江ノ島です。

2001.03.18――三日酔い……
 昨日の無理がちとたたって、今日は寝たり起きたりしただけでした。残念。

2001.03.17――突発銀座巡り?
 昨日の余韻が醒めないうちに銀座へ。親族に会いにへです。
 個人的にはカメラ屋巡りをしたかったのですが、家族と親族の手前勝手なことが出来ず、結構美味しかったバイキングレストラン(船を模していてお洒落でした)で食事をし、買い物につきあいました。
 で、買い物先の服屋をあちこち眺めて、まー資料になるかなーなどと思っていたのですが、あまり参考にならなかったり。最近の女性の服を着た私の書くキャラクターってのはオリジナル、SS問わずあまり似合わないのです。その辺世代が違うなーと思ったのですが、一部のシンプル性重視の服は良い資料になったのでした。まだ完全に取り残されてないみたいです。

2001.03.16――学生期の終わり
 大学を無事卒業しました。前に書いたとおり、学校でなく別会場へ。その会場が入学式に使ったやつだと思い出し、いきなり感傷に浸ります。
 式は無事終了し(あちこちの教授達にお別れと感謝の言葉を合うたびに述べていたら結構時間がかかったり――結構色々な人達に学んでいたんだなあ)、その後はマルチメディア研究会の有志が追い出し会を開いてくれました(大感謝!)。宴会開始までちょっと時間があったので、秋葉巡りしたあと、都内の焼き肉屋で開いたのですが、此処で不覚、ジンとウォッカを間違い、深酔いすることに。おかげで記憶がやや不鮮明です。それでも、色々ねぎらいの言葉をかけられ、祝福を貰い、車載砲艦載砲について語り合い、おじゃ魔女を薦められ、二次会を過ぎて無事帰宅。本当に佳い一日でした。

 学生期が終わり、ついに所謂社会の一員に。これからです。

2001.03.15――これが逆転の発想だ!
 今日はちと濃いカメラの話です。
 ライカを代表とするレンジファインダーカメラというのは、一眼レフと違って付けたレンズによって画角が変わることが無く、ファインダーに内蔵されているブライトフレームから、その画角にあったものを選んで使用するしかありません。一番外側に使われている28ミリや35ミリならともかく、それ以外、特に望遠系は小さいブライトフレームを覗くしかなく、それに難儀する人は少なくないでしょう。そのために、わざわざブライトフレームのない時代のカメラに使われた外付けファインダーを利用している人もいるはずです。
 さて、そこに着目したのがコシナasフォクトレンダー。なんとバルナックライカのように距離計部分とファインダーを独立させた、フォクトレンダーシリーズ最新作ベッサ−Tを発表しました。使うレンズごとにユーザーがファインダーを付け替えることによって、精密なフレーミングが出来ると同時に、距離計を特化させ、基礎線約50ミリをキープしたのです(私のベッサ−Rが大体30ミリ)。これは長ければ長いほどピント合わせが精密になりますから大きなアドバンテージになります。さらにMマウントを採用し、レンズの着脱が容易になった点も見過ごせません。
 古き技術を現在にも応用する。これぞ技術のありようという良い見本でしょう。

2001.03.14――次世代と言われても
 次世代Windowsとか呼ばれてるWindowsXP(ぱっとしない名前ですねえ)のスクリーンショットと、その説明が。各PC情報サイトに掲載されていたのでじっくりと読んでみました。
 なんというか、スタートメニュー(スタートパネルという名になるそうです)の存在感をこれでもかというくらいに押し出したインターフェイスです。デスクトップからアイコンをゴミ箱だけにし、パネルの方にマイコンピュータ等を並べたデザインはそうとしか言えません。後はアンチ3D化でしょうか。可能な限りフラットなデザインになっており、こちらは好感が持てます。
 ただ、どのみち重いOSになりそうです。よけいなものを省いたシンプルで堅牢なOS。こういう方向にも進化していって貰いたいものですが。

2001.03.13――行楽より一夜明け、
 一日中横浜を奔走していました。今日はゆっくり休む予定だったんですけど……。

2001.03.12――久々の家族旅行
 千葉県は浦安の神聖……もとい、東京ディズニーランドへ。既に両手に余る回数を此処で過ごしたことがある我々ですが、今回は新アトラクション「プーさんのハニーハント」、「ミクロアドベンチャー」と、ショッピング中心で訪れました。
 まず、プーさんでしたが、今までにない動きは新鮮で、なかなか驚けるものがありましたが、肝心のストーリーが、予習していた我々がやっと解るといったものであったのが残念でした。これから乗る人は、予習をお薦めします。
 次のミクロアドベンチャーは、以前私が仲間内と行ったことがあったので、新鮮味が無かったのは確かでしたが、凝ったギミックと演出はなかなかのものであると再認識しました。家族のウケも良好でしたし。これはいつ来ても観てみるものだと思います。

 ディズニーランドというところは、私にとってイマジネーションやモチーフの塊で、特にあそこ独特の雰囲気というのは、他のテーマパークにはないものです。秋には第二のテーマパーク、ディズニーシーが完成し、ホテル街、商店街と合わせ、ディズニーリゾートとなる、同テーマパークは、これからも私達にファンタジーを提供する場であり続けるでしょう。

2001.03.11――どっちの料理ショウ
 奥様ちょっとイイ話系の番組を見たらしく、我が家の家族が焼き蜜柑なる物を進めてくれました。なんでも、生蜜柑より色々良いことがあるそうです。
 普段、ホットオレンジエード(ホットレモネードの蜜柑版)を愛飲している私なので、じゃあ、話にひとつと、焦げている皮をむいて、湯気の立つ甘皮のまま一房食べてみました。
 ――なんというか、ごっつ不味かったです。甘みが増すというのはどう考えても嘘でしょう。少なくとも、私の味覚からは美味いという感想は逆さに振っても出てきません。
 家族も同様だったらしく、どうせだから凍らせて、冷凍蜜柑にしてみようと冷凍庫へ。第二の惨劇になるような気がしたのですが、黙っていました。どうせ食べるつもりないし。

2001.03.10――在庫一新大セール
 あまりに散らかっているので、部屋の掃除に取りかかりました。
 所要時間:四時間。
 整理済み書類:段ボールひと箱。
 未整理書類:ざっと段ボールふた箱。
 蔵書の整理:不可能(一割未満しか進行せず)
 いっそ読まない本を処分しようかとも思いましたが、基本的に捨てる技術とやらに本は当てはまらないと思っているので、見送りに。何か良い収納法があれはいいんですけどね。

2001.03.09――久々に聴くあの声
 CATVを適当にザッピングしていると、『めぞん一刻』がやっていました。知る人ぞ知る、島本須美さんがヒロインを演じている貴重な話です。もちろんそれが目的で観たわけですが、質の高さは一品で、ため息を付いてばかりでした。
 特筆すべき点は、島本さんのコミカルな面の演技があると言うことで、これは、大抵おしとやかな役回りで、壊れる(失礼!)ことの無い役が多い島本さんにおいては本当に貴重であると同時に、島本ファンなら絶対観ておけと言いたいくらいで――え?当然?
 ま、そういうことは置いておいても、空回りの多い最近のラブコメよりずっとしっかりしているという点で皆さんにもお勧めであったりします。
 DVD全集でないかなあ?

2001.03.08――最近の生活
 午前:小説かSSを書く。
 午後:PSO三昧+PSTo Heart
 ……何か間違っているような気もしますが、とりあえずそんな感じです。

2001.03.07――良きに計らえ次の策
 さて、移転したものの、特に変わったこと(ちょちょっといじってはいますが)も無いここを、少しいじろうと色々画策。
 具体的には、SS系とカメラ系との二つに分けようと思っているのですが、どんな感じで分けようかに悩んでいます。

2001.03.06――たまにある感傷的
 なんか思っていた以上にブルーになっていたらしく、深夜前に寝たというのに、起きたのは昼間でした。
 今までにだって、別れを惜しむ場所は幾らでもあったはずなのに、事実いくつかの別れた場所があったのに、なんでかは私自身、わかりません。
 自分で言うのもなんですが、卒業式に泣かないと良いけど……。

2001.03.05――さらば、我が……
 大学の卒業生発表会が今日でした。単位計算間違っていなかったかなと、小心気味に心配していたんですけど、無事卒業生として発表。ああ、良かった。
 さて、残るは卒業式なのですが、これは学校の方では行わず、別に会場を借りて行います。従って、今日が最後の行き収め。

 ……以前どこかで書きましたが、私は十年間(中、高、大)とこの学園にいました、ほとんど半生をそこで過ごしたと言えます。もちろん、そんなに永くいた場所はこの学校を置いて他にありません。良いこと悪いこと全部ひっくるめて、感謝を。

2001.03.04――春の嵐を横に
 久々に『So What?』引っ張り出し、ゆっくりと読み直しました。読み返しが既に10を越えていて、細部の台詞も鮮やかに覚えているのですが、それでも実際に読むと、やっぱり良い感じになります。
 傍らにお酒を置きたいところでしたが、明日はちょっと忙しいことになるので断念。まあ、次の機会にと、かなり少ない量で本を閉じました。

2001.03.03――初めての運転
 免許を取って、初めて一人で車を運転する機会に恵まれました。動かす程度だったとはいえ、取ってからだいぶ時間が経ったにもかかわらず、腕があまり落ちてなくてほっと一息。
 これについてはもう、経験しかないのでガンガン乗っていきたいですね。

2001.03.02――逃れえぬもの
 前回、些細なミスで受けられなかった身体検査を受けに診療所へ。着々と検査が進んでいく中で、唯一の懸案である血液検査に。
 実はとある事件のせいで、私はかなりの注射嫌いで、打たれるときは大抵看護婦さんが二人以上集まる事態を巻き起こすのですが、今回注射を打ったベテラン看護婦さん、なんと一人で短時間に採血を済ませました。
 いやはや、注射を打つのがとても上手な人っているんですねえと、思わず感嘆。それに対し件の看護婦さん、にやりと笑って応えました。
 あのときにこの看護婦さんなら、注射嫌いにならなかったのになあ……。

2001.03.01――…………
 朝から降っていた雨を、雨戸を閉めながら眺めていて少し感傷的に。もう三月です。

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