YZを入手した直後の怪我で、プロテクターの重要性に気付き、復帰と同時にブレストガードとウエストベルトを買う（背骨を守れそうなやつを慎重に選ぶ）。

　が、バカな私は半年後の生駒でダブル練習中、「他に誰も走っとらんし、逆走したら行きも帰りも練習できて効率アップ！^^」などとダブルを往復しようとしたら、１回目の逆走で角度のきつい２個目に突き刺さってしまい前転。再び鎖関節を脱臼。前回の脱臼はあっという間に直ったが、今回は程度が悪く（医者は十中八九手術しないと直らないと言っていたが、手術したら会社休まないといけないし、手術しても結局完璧にはならないと言っていたのでとりあえず放置）、しかも怪我してるのを隠そうと三角巾をしなかったこともあり、未だに浮き上がっている。一時は「もしかしてもう乗れんの？」と思ったが、結局２〜３ヶ月後には復帰してたと思う。

　しかし、YZ入手の３ヶ月程前にもTTRで肋骨にヒビ入れたりしており、立続けの怪我でビビりまくってしまい、地道な練習を続けるものの結局YZ時代はどんな小さなダブル（ウオッシュボードみたいなやつも）も飛べなかったと思う。
　そのかわり、ダブルの登り斜面に気狂いのようにぶつけてた。当時はぶつけながら距離を伸ばすものと思っていた。

　で、入手から１年経過後の97年はウエスタンに参戦。５位のトロフィーが３つあるので多分３回出たんやろう。しかし、内２個はB決勝（予選落ち者のレース）のトロフィー、１個は予選がなかった時のトロフィー。

　写真のレースは多分第９戦で、当時体験入部してた高槻のオフロードチームモトファンクのyamamoto氏とともに参戦。おそらくこの時okamoto師匠は６位で、彼と初めて出会ったレースだったと思う。

　で、この後チームのコと京都ボブキャットさんのスクールに行く。そこでけちょんけちょんに悪いところを指摘され、一時凹むが、言われたことをちゃんとメモしてたので、後々役立った（あそこのスクールは安いしgood！）。

　ほんで、予選は通らんもののトロフィー持って帰って色気づいて来た私は、翌年から近畿選手権に出ることを決意。YZで出るつもりだったが、フロントブレーキ効かん、エンジン調子悪い、フレームでかい、で、ちょっと嫌気がさしてきてた。
　モトファンク関係者のIB kawaguchi氏の「新車買い！」の一言で、一気に新車が欲しくなりKX125を物色するが時期が遅すぎて既に売り切れており、後で彼が言っていたと伝え聞いた「'98 CR125、ええで！」の影響を受け、現CRを買い、'98 開幕戦から直ちに近畿選手権に参戦開始したのだった。