4st250cc

2st125ccと同程度の常識的パワー(しかも低中回転でも十分なパワーが得られる)、4st特有のエンジン特性(ギクシャクした回転)によるタイヤの空転のしにくさ、やや軽めの重量などにより、近年最も人気のあるオールラウンダー。おそらく大半のライダーにとって最速のマシン。


半クラッチの使用頻度が非常に少なく、体力がなくなってきてもペースを維持しやすい。メンタル面の影響も出にくい。
いいことずくめのようだが、エンストしやすい、エンストしたら再始動しにくい、エンジンブレーキが強い(これがくせもの。有利に作用する場面もあるが)などのデメリットもある。


2st125ccと比較すると一長一短ではあるが、スタートダッシュがよいという理由から、とにもかくにも4stじゃないとレースにならないという理由で125ccクラスは急激に4st250cc化が進んでいる。(ライダーのスキルよりマシンの差が問題となる最上位レベルの国際A級では、2st125ccに乗るライダーは皆無に近い)